Windows XP ProにVista Ultimateを上書きインストール(後編)
前の記事では失敗してしまいましたが、互換性の問題ではねられたソフトウェアをアンインストールして再度挑戦。果たしてうまくインストールを完遂できるのでしょうか?今回は最後に実際の動きをムービーで撮影しておきました。ノートパソコンの場合、どれぐらいの速度で動くのかがわかるようになっています。
では、「Windows XP ProにVista Ultimateを上書きインストール」の後編、スタートです。
互換性に問題のあるソフトを削除するとこのようにして続行できるようになりました。潜在的な問題点がどうこうと言っていますがとりあえず動くので問題なし、「次へ」をクリック
アップグレード開始
しばらくすると再起動がかかりました。ここからはキャプチャソフトで撮影できないので、デジカメで撮影
ここまで来るのに大体40分ぐらい経過。数時間もかからない。
ここまで来たら真ん中の「重要な更新プログラムのみインストールします」を選んでクリック。
日付と時刻の設定。合っているのでこのまま「次へ」をクリック
「ありがとうございます」というお礼の表示が出たので「開始」をクリック
さらにしばらく待ちます。パフォーマンスを調整中らしい。その間にいろいろと表示されます。
Live Messengerとかのことですかね、これ
そういえばマルチメディア関連のツールがやたら強化されているらしい
ゲームもちょっとデラックス気味になってます
検索結果を保存する機能は便利そうな気もする
より安全かどうかはこれからの問題
そしてついにデスクトップの表示へ。この時点で大体インストール開始から75分経過。
結果、こうなりました。アップグレード前はクラシック表示だったのですが、スタートメニューだけがクラシックで、それ以外はAero Glassになってます。ソフトウェアや既存のファイルも全部無事。Vistaで互換性に問題のないソフトはそのまま普通に起動できました。
なお、このパソコンは「Windows Vista Upgrade Advisor」では「Business」が推奨エディションだったのですが、Ultimateでも問題なく動作しています。デフォルト設定のまま何もチューニングしなくてもこれぐらいの速度で動きます。
このCF-W5のスペックは以下の通りです。
CPU:Intel Core Solo U1400 (1.2GHz)
メモリ:1GB
ハードディスク:120GB
ただし、この直後にWindows Updateをしたのですが、その最中に「メモリ不足なので何かソフトを終了してください」というメッセージが出ました。どうやらメモリ1GBではちょっと厳しいらしい。クラシックにすると何も問題なく高速に動作したので、Aeroはやはり切る方向で検討した方がよさそうな感じです。
ということで、何はともあれ、無事にアップグレードできました。
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