Windows XP ProにVista Ultimateを上書きインストール(前編)
昔からこういう新しいOSが出た際に一番問題を少なくする方法はクリーンインストールと相場が決まっているのですが、そこをあえて既存のWindows XP Professional SP2環境に、Windows Vista Ultimateを上書きインストール、つまりアップグレードするという修羅の道を体験してみました。
テストに使ったのは昨年末に買ったばかりのPanasonicのレッツノートシリーズである「CF-W5」です。ここにヨドバシで買ってきたDSP版のWindows Vista Ultimateを上書きで入れるわけです。考えただけでもイヤな予感がします。
というわけで、スクリーンショットと写真を交えながらのレポートです。自分の既存環境をVistaにアップグレードしたいけど、具体的にどうなるのかわからなくて不安な人向け。
これがDSP版のパッケージ。簡素。
裏面の左下にはプロダクトキーが書いてあります
これがUltimateのインストールディスク。この1枚に全部のエディションが入ってます。
というわけで、上書きインストールしてアップグレードに挑戦。アップグレードはCD/DVDブートでは実行できず、Windows XP上から実行します。
「今すぐインストール」をクリック
しばらく待つ
インストールの重要な更新プログラムを取得するために上を選んでクリック。
検索中……ネットにつないでおきましょう。
ここでプロダクトキーを入れるわけですが、今回はあえてプロダクトキーを入れずにインストールしてみます。普通にアップグレードする場合はきちんとキーを入れましょう。今回はあくまでもテストなのでプロダクトキーは入れずに続行します。プロダクトキーを入れない状態だと30日間の試用版になります。いくつかのマシンに入れてみて一番快適に動きそうなモノを本番環境にするのが妥当かも。
そんなわけなので、ここでは「いいえ」を選択。これで試用版になります。
ULTIMATEを選び、「購入したWindowsのエディションを選択しました」にチェックを入れて「次へ」をクリック。よく見ると日本では発売されないSTARTERエディションもありますね。
「条項に同意します」にチェックを入れて「次へ」をクリック
「アップグレード」をクリック
互換性を確認中……
おおっと、どうやら互換性に問題が発生。インストールが中断。どうやらDaemon ToolsとDVD-RAMドライバをアンインストールする必要性があるようです。ちなみにこの「D347PRT SCSI Controller」というのはDaemon Toolsのことです。
アップグレードが強制終了され、デスクトップには「ここを修正しろ」という命令の書かれたHTMLファイルがぽつん。
というわけで、Daemon ToolsとDVD-RAMドライバをアンインストールして再チャレンジです。
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in レビュー, ソフトウェア, Posted by darkhorse
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