コラム

「Web 担当者 現場のノウハウ Vol.4」にGIGAZINEがインタビューされました


ビジネス目的のウェブサイト運営者などを主なターゲットにした「Web 担当者 現場のノウハウ」にて、「アクセス向上 99のワザ」という特集があり、その中でGIGAZINEがインタビュー取材されました。「GIGAZINE流アクセス向上ポイント」ということで、簡潔にまとめられています。

というわけで今回は、アクセスが殺到して激重になってサーバを移動した結果、どれぐらい改善したかを公開してみます。
ちなみに、GIGAZINEのインタビュー記事が掲載されているのは49ページ目。


で、新サーバに移ってどれぐらい改善したのかは昼間や夕方などに体感速度で分かると思うのですが、数値としてはどれぐらい改善したのかを見てみましょう。グラフは「Munin」で生成したものです。

まずはCPU負荷、いわゆるロードアベレージ。とってもひどいことになっています。重すぎ。


新しいサーバに変えた結果、このように改善されました。負荷の最大値が1桁下がりました。


CPU使用率やらをまとめてみると改善している様子がよくわかります。まずは旧サーバ。もうあらゆる意味でリソースを食い尽くしています。


で、新サーバ。デュアルコアXeonを2つ積んでいるのでこんな感じになります。


旧サーバではおかげでスワップも発生しまくりで悪循環に陥り、あのようなすさまじい負荷になっていたのです。特にサーバの設定をとことんまでカスタマイズする前の9月はひどい。


また、新サーバではMySQLのバージョンが3から4になったのでクエリキャッシュをONにしました。かなりヒットするので格段にMySQLの負荷は下がります。


ちなみにApacheやMySQL、PHP、あとスクリプト自体に手を入れた部分などがデフォルト設定のままだと負荷はこの10倍~20倍まで上昇します。こういうノウハウを積み重ねていけば、複数台のマシンで負荷分散する際もムダにサーバを増やすことなく、余った予算をコールドスタンバイとかディザスタリカバリあたりにまで配分できそうです。

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in メモ,   ソフトウェア,   コラム, Posted by darkhorse

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