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大音量のストリーミング広告を規制するカリフォルニア州法が7月1日に施行される


2026年7月1日から、アメリカのカリフォルニア州で「ストリーミングプラットフォームで再生中のコンテンツよりも大音量の広告」を流すことが違法となります。

Streaming Ads Are About to Get Quieter
https://www.hollywoodreporter.com/business/business-news/streaming-ads-quieter-1236630965/


Streaming services’ obnoxiously loud ads become illegal on July 1 in California - Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2026/06/streaming-services-obnoxiously-loud-ads-become-illegal-on-july-1-in-california/

California law targeting loud streaming ads takes effect on July 1 | TechCrunch
https://techcrunch.com/2026/06/28/california-law-targeting-loud-streaming-ads-takes-effect-on-july-1/

アメリカ・カリフォルニア州のギャビン・ニューサム知事は、2025年10月に「広告の音量を広告に付随する動画コンテンツよりも大きな音量で送信すること」を映像ストリーミングサービスに対して禁止する法案(SB 576)に署名しました。この法案が、2026年7月1日から施行されます。

「騒々しい広告」を禁止する法案にカリフォルニア州知事が署名、NetflixやYouTubeで視聴しているコンテンツよりも音量が大きくなるCMがアウト - GIGAZINE


連邦通信委員会(FCC)によると、SB 576はストリーミングサービスと放送サービス・ケーブルテレビ・衛星テレビプロバイダーとの間に一定の平等をもたらすための法律です。商業広告音量抑制法(CALM法)において、放送サービス・ケーブルテレビ・衛星テレビプロバイダーらは「付随する番組と同じ平均音量」でのみコマーシャル(CM)を再生できると規制されています。つまり、SB 576は映像ストリーミングサービスに対してCALM法と同じ規制を課すためのものです。

テクノロジーメディアのArs Technicaは、「ストリーミングサービス各社がカリフォルニア州法にどのように準拠するのか、また、カリフォルニア州以外のアメリカ国内でのストリーミングにおいても音量調整を行うのかについて説明しているものを見たことがありません。ストリーミングプロバイダーは、カリフォルニア州内にいると判断された顧客にのみ音量調整を適用することを選択できますが、企業がこれらの変更を他の地域にも適用すると考えるのが妥当でしょう」と報じています。


なお、2026年6月にアメリカ・イリノイ州の議会でも同様の法案が可決されました。この法案は2027年7月1日に施行される予定で、ストリーミングサービスは広告の音量をコンテンツよりも大きくしてはいけません。

Illinois legislature moves to ban loud streaming commercial – NBC Chicago
https://www.nbcchicago.com/news/local/bill-banning-overly-loud-streaming-commercials-advances-in-illinois-legislature/3936758/


なお、Netflix・ディズニー・Amazon・パラマウントなどストリーミングサービスを展開する企業が加盟するモーション・ピクチャー・アソシエーションと、Netflix・ディズニー・Peacock・Pluto TVなどが加盟するストリーミング・イノベーション・アライアンスは、この種の広告音量規制法に反対の立場を示しています。

両団体は多くのストリーミングサービスが、番組の音量と広告の音量が不一致になる原因の「サーバーサイド広告」の音量を管理しようとしていると主張しました。サーバーサイド広告では企業がさまざまなエンコードパイプラインを使用しているため、音量にバラつきが出てしまうとArs Technicaは指摘しています。

テレビ業界メディアのTV Techによると、ストリーミングサービスがカリフォルニア州の広告音量規制法に対応するには、ストリーミングサービスはメイン番組で行っているのと同じように、ファイルベースの処理、場合によってはリアルタイム処理と音量制御をサーバー側の広告挿入ワークフローに統合する必要があるそうです。


なお、FCCによるとストリーミングサービスの広告音量に関する苦情が2025年には少なくとも1700件、2023年には約825件、2022年には約750件も寄せられたそうです。

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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