ハードウェア

2万5920GBのVRAMと2万3040GBのRAMを搭載したコンテナ型スパコン「exabox」が1000万ドルで予約受付開始


AI処理用サーバーや機械学習フレームワークなどを開発しているtiny corpが1000万ドル(約16億円)のコンテナ型AIスーパーコンピューター「exabox」の予約受付を開始しました。exaboxの詳細なスペックは未定ですが、720台のGPUを搭載しVRAM容量は2万5920GB、処理能力は1エクサフロップスに達する見込みです。

tinybox
https://tinygrad.org/#tinybox


tiny corpは「tinybox」という名称のAI処理マシンを販売してきた実績があります。tinyboxは比較的小型のケースに高性能なグラフィックボードを複数台搭載しているのが特徴で、green v2 blackwellの場合は4台のNVIDIA RTX PRO 6000 Blackwellが詰め込まれています。


さらに、サーバーラック向けの「tinybox pro」という製品も存在しています。


tinybox proは自動運転技術を開発するComma.aiに採用された実績があります。Comma.aiはtinybox proを75台購入して自前のAI処理インフラを構築し、クラウドサービスと比べてコストを5分の1に抑えられたとアピールしています。

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そんなtiny corpがコンテナ型AIスーパーコンピューター「exabox」の先行予約受付を開始しました。exaboxの仕様はまだ未定な部分が多いですが、最大1エクサフロップスの性能を備えた1メガワット級の電力を要求するモンスターマシンとなる予定です。なお、以下の画像はtiny corpが公開したイメージ画像で、右下にひし形のマークが付いているためGeminiで生成した画像と思われます。


tiny corpの公式サイトにはexaboxの予定スペックが掲載されています。スペック表によると、AMDの未発表のRDNA 5世代GPUを720個と搭載し、システム全体のVRAM容量は2万5920GBに達するとのこと。また、Genoa世代のAMD製CPUを120個搭載することやRAM容量が2万3040GBであることも読み取れます。


exaboxは以下のページで予約を受付中。予約価格は1000万ドル(約16億円)で、価格が確定した後に差額が調整される仕組みです。また、exaboxの初期ロットは2027年第2四半期~2027年第3四半期に出荷開始予定とされています。

exabox preorder – tiny shop
https://tinycorp.myshopify.com/products/exabox-preorder


tiny corpはComma.aiの事例を提示しつつ「予約しない場合、製品の入手が遅くなり、価格も上昇します。誰もが『Comma.aiみたいにメモリやGPUが安い時期に買っておけば良かった』と思うことになるでしょう」と述べています。

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in ハードウェア, Posted by log1o_hf

You can read the machine translated English article The 'exabox' containerized supercomputer….