OpenClawの開発者であるピーター・スタインバーガー氏がOpenAIに加入、OpenAIの自律型AIエージェント開発が加速か

大規模言語モデル(LLM)をエージェントとして常駐させるためのオープンフレームワーク「OpenClaw」の開発者として知られるピーター・スタインバーガー氏がOpenAIに参加することを発表しました。OpenClawはオープンで独立した組織による運営に移行し、オープンソースプロジェクトとして存続します。
OpenClaw, OpenAI and the future | Peter Steinberger
https://steipete.me/posts/2026/openclaw
OpenClawはローカルマシンに構築した「Gateway」と呼ばれる制御統括システムで、接続の管理やチャットの管理、PCを自動で操作するためのツールの利用、時間やイベントを監視して機能を呼び出すなど、全ての機能や動作を一元管理できるのが特徴。また、利用目的に応じて複数のAIプロバイダやモデルを利用可能で、AIに指示を与える「チャネル」としてTelegramやWhatsApp、Discord、Slack、Microsoft Teamsなど多数のメッセージサービスを使えるのもポイントです。
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すでに13年間会社を経営した経験があり、その上で自分は根っからの開発者であると自認しているスタインバーガー氏は自身のブログで、「OpenAIへの参加はエージェントをあらゆる人々に届けるという目標を達成するための決断である」と述べています。
スタインバーガー氏は「AIを探求し始めた頃の目標は、楽しみながら人々にインスピレーションを与えることでした。そして今、ロブスター(OpenClaw)が世界を席巻しています。私の次の使命は、母でさえ使えるエージェントを作ることです」とコメント。
そして、スタインバーガー氏は単に大きな会社を築くことよりも世界を変えることを望んでおり、OpenAIとの提携がそのビジョンを実現する最短の道であるという考え方を示しました。また、安全性の確保や最新の研究成果へのアクセスも、OpenAIという環境を選ぶ大きな理由となっているとのこと。

OpenClaw自体については、独立性を維持しつつ自由に発展できるよう、今後は財団として運営していく予定だとのこと。OpenAIはこのプロジェクトのスポンサーとなることを約束しており、スタインバーガー氏は開発の最前線でコミュニティと共に活動を続けることに期待を寄せています。
スタインバーガー氏はブログ記事を「The claw is the law.(クローこそが掟である)」と、OpenClawコミュニティおなじみのフレーズで締めくくりました。
OpenAIのサム・アルトマンCEOはX(旧Twitter)において、スタインバーガー氏を「天才」と称賛し、スタインバーガー氏が次世代のパーソナルエージェントを牽引していくことへの喜びを語りました。さらにアルトマンCEOは、非常にスマートなエージェント同士が相互に作用して人々の役に立つ仕組みが遠くないうちにOpenAIの製品提供の核になるとの見通しを示しています。
Peter Steinberger is joining OpenAI to drive the next generation of personal agents. He is a genius with a lot of amazing ideas about the future of very smart agents interacting with each other to do very useful things for people. We expect this will quickly become core to our…
— Sam Altman (@sama) February 15, 2026
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