OpenAIが計画中のSNSに生体認証を導入してユーザーが実在の人間であることを確認してボットを排除しようとしている

ChatGPTなどのAI開発で知られるOpenAIは、XやFacebookのようなソーシャルネットワークサービス(SNS)を開発中だとささやかれています。そんなOpenAIのSNSは生体認証を導入してボットを排除し、実在の人間のみを対象としたものになる可能性があると報じられています。
OpenAI weighs ‘human-verification social network’…considers iris and Face ID to block bots
https://en.bloomingbit.io/feed/news/104937
OpenAI considers World’s eye scanning identity tech for new social platform as token jumps 25%
https://cryptobriefing.com/openai-biometric-social-verification/
OpenAI social network could tap World's eyeball-scanning Orbs: report | The Block
https://www.theblock.co/post/387518/openai-social-network-could-tap-worlds-eyeball-scanning-orbs-report
2025年4月、OpenAIが独自のSNS開発に取り組んでいることが報じられました。大量のデータを使ってAI開発を行うOpenAIにとって、SNSはユーザーから学習元データを収集する手段になり得ます。
OpenAIがX(旧Twitter)やMetaのように独自のSNSの開発に取り組んでいるという報道 - GIGAZINE

by World Economic Forum
情報筋によると、OpenAIのSNS開発チームは10人未満の少人数で編成されており、ユーザーがAIを活用して画像や動画などのコンテンツを生成・共有するSNSになることが有力視されているとのこと。しかし、記事作成時点では依然として開発の初期段階にあるため方向性が変わる可能性もあり、サービスのリリース時期も未定です。
そんなOpenAIのSNSには、実在する人間のユーザーであることを確認してボットを排除するため、虹彩認証や顔認証といった生体認証を導入する可能性があると報じられています。開発チームはAppleの顔認証技術であるFace IDのほか、OpenAIのサム・アルトマンCEOが共同設立した企業・Tools for Humanityの虹彩スキャンデバイスである「Orb」の使用を検討しているそうです。
最初にこの情報を報じた海外メディアのForbesは、「生身の人間のみを対象にしたプラットフォーム」が主要な差別化要因として位置づけられていると報じました。
XやInstagram、TikTokといった既存のSNSはボットアカウントのまん延に悩まされており、すでにFacebookやLinkedInでは電話番号とメールアドレスによる認証を採用しています。しかし、本格的な生体認証を用いた大手SNSはありません。
テクノロジー系メディアのbloomingbitは、「ボットアカウントの問題は、ソーシャルメディア業界全体で根強い課題であると広く見なされています。特にXは、イーロン・マスク氏の買収後に大規模な人員削減によって信頼安全チームが弱体化したため、ボットのまん延がさらに悪化したと評価されています」と指摘。
実際にアルトマン氏は2025年9月のXへの投稿で、「私は死んだインターネット理論をそれほど真剣に受け止めていませんでしたが、今のTwitterには本当にたくさんの大規模言語モデルが運営するアカウントがあるようです」と述べています。
i never took the dead internet theory that seriously but it seems like there are really a lot of LLM-run twitter accounts now
— Sam Altman (@sama) September 3, 2025
死んだインターネット理論とは、「インターネットに占める人間の有機的な活動が減少し、ボットやアルゴリズムによる自動生成コンテンツに取って代わられている」とする理論です。あるプログラマーは、現代ではAIやSNSが掲示板で当たり前のように会話しており、死んだインターネット理論に到達してしまったと報告しています。
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in ネットサービス, Posted by log1h_ik
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