ハードウェア

メモリがどれだけ値上がりしているか分かるグラフ、数カ月で3倍以上に値上げし自作PCも既製品も影響大


AIの開発のために大規模なデータセンターが次々と建設されており、GPUやメモリといったハードウェアの需要も爆増しています。これに伴い、PC用メモリの価格がとんでもない勢いで上昇しています。PCパーツの価格情報をまとめているPCPartPickerのページを確認すると、メモリの価格上昇具合が分かります。

Memory Price Trends - PCPartPicker
https://pcpartpicker.com/trends/price/memory/

AIデータセンターでのメモリ需要の増加は以前から指摘されており、2025年10月には「SSDとメモリの価格が上昇して、今後10年間は供給不足が続く」という予測も示されていました。

「SSDやメモリの価格が上昇し10年間は供給不足が続く」という市場予測、安い内に買っておくべき - GIGAZINE


PCPartPickerにはメモリ種類ごとに2024年6月から2025年12月までの価格推移がまとまっています。DDR4-3600の16GB2枚組(合計32GB)の場合、2025年6月頃から価格が上昇し始め、2025年12月時点では値上がり以前の3倍程度の価格になっています。


DDR4-3600の32GB2枚組(合計64GB)も同様の傾向で、2025年6月に一気に値上げしてからは緩やかな上昇傾向が続いていたものの、2025年10月からふたたび急激な値上げ傾向に転じました。


DDR5でも値上げが発生しています。DDR5-5600の16GB2枚組(合計32GB)は2025年9月まで価格が維持されていましたが、2025年12月時点では3倍以上の価格になっています。


DDR5-5600の32GB2枚組(合計64GB)も同様に値上がりしています。


2025年12月3日にはメモリ大手のMicronが一般消費者向けのメモリとストレージ事業から撤退することを発表しました。これにより、鉄板製品だったCrucialブランドのメモリの出荷が2026年2月で終了することが決定。今後の価格動向にも影響を与えそうです。

Micronが消費者向けメモリ・ストレージ事業から撤退、CrucialブランドのメモリやSSDは2026年2月で出荷停止 - GIGAZINE


ちなみに、メモリ業界にはカルテルの存在がウワサされており、2021年にSamsungとMicronとSK Hynixが「DRAMの価格操作を行った」として集団訴訟を提起されていました。2025年後半から発生しているメモリの価格上昇についても、メモリ製造企業による価格操作の影響を指摘する声があります。

DRAM価格の高騰について業界各社は「AI需要が原因」と説明しているが実質的な価格操作が行われているとの見方も - GIGAZINE

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in ハードウェア, Posted by log1o_hf

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