容量1000Wh超なのにコンパクト&ソーラー充電可能でアウトドアでも大活躍なヨシノパワーのポータブル電源「B1200 SST」&ソーラーパネル「CP10」レビュー

ヨシノパワージャパンが2025年4月17日に発表したポータブル電源の「B1200 SST」は、固体電池を採用することで高性能かつ圧倒的な安全性を実現しており、1085Whの大容量でありながらコンパクトで重量も11kgと持ち運びも簡単な優れもの。同じくヨシノパワージャパンが開発したソーラーパネル「CP10」とのセットが編集部に届いたので、実際に外観や使い心地をソーラーパネルでの充電も含めてチェックしてみました。
YOSHINO POWER B1200 SST + CP10 セット | ソーラー発電セット
https://www.yoshinopower.co.jp/products/b1200-cp10

・目次
◆1:B1200 SSTの外観はこんな感じ
◆2:本体を起動&専用アプリと連携してみた
◆3:スマートフォンや各種家電製品に給電してみた
◆4:B1200 SST本体を充電する方法
◆5:ヨシノパワーのソーラーパネル「CP10」でB1200 SSTを充電するとこんな感じ
◆6:まとめ
◆1:B1200 SSTの外観はこんな感じ
これがB1200 SSTのパッケージ。

内容物はB1200 SST本体、取扱説明書、クイックスタートガイド、AC充電ケーブル、シガーソケット出力ケーブル、シガーソケット充電ケーブル、ソーラー充電ケーブルです。

B1200 SSTの見た目はこんな感じ。

正面には横一本に伸びた白いLEDライトと中央の液晶画面、各種操作ボタン、各種出力ポートが配置されています。

左上に主電源ボタン、その下にアプリ接続用のボタンがあり、USB Type-A出力ポート(18W)が2つ、USB Type-C入力/出力ポートが100Wと60Wの2つあります。

中央下部にはAC電源ボタンとACコンセントポートが4つ。

右側にDC電源ボタンとDC出力ポート(12V)が2つあり、その上にLEDライトボタンがありました。

側面にあるのは排熱用の通気孔のみ。

背面にはヨシノパワーのロゴと、充電用端子が隠されたフタがついています。

フタを開けると、ソーラーパネルおよびシガーソケット用の充電端子と、AC充電用端子がありました。

底面の四隅には滑り止めが付いているほか、上下には各種仕様が記載されています。

底面下部にはB1200 SSTの詳細なスペックが記載されています。バッテリー容量は1085Wh、33.48V、32.4Ah。入力はACの場合最大1000W、自動車のシガーソケットを使った場合は最大120W、ソーラーパネルを使った場合は最大400Wです。放電温度はセ氏-18℃から60℃、充電温度は0℃から55℃、保管温度は-18℃から60℃、動作湿度は最大90%となっています。

上部には持ち運びに適した取っ手が付いています。

B1200 SSTのサイズは、幅296×高さ256×奥行き204mm。なお、高さは取っ手部分込みとなっています。本体重量は11.6kgです。

身長175cmの編集部員が手に持ってみるとこんな感じ。さすがに長い距離を運ぶのは骨が折れそうですが、短い距離を運んだり階段を上り下りしたりするくらいであれば十分可能。1000Wh帯のポータブル電源としてはかなりコンパクトで、車の助手席や脚の下、トランクの隅などに積むのも容易なため、停電時の屋内だけでなくアウトドアでも便利です。

◆2:本体を起動&専用アプリと連携してみた
B1200 SSTを起動するには、左上の電源ボタンを長押しします。

「ピッ」と音が鳴ると電源ボタンが光り、中央の液晶パネルが表示されました。

液晶パネルの中央には、現在の状態が続いた場合に充電が切れるまでの時間と、電池残量が表示されていました。今のところは充電/給電していないため、充電が切れるまでの時間は便宜上99時間となっています。

B1200 SSTをヨシノパワーの専用アプリと連携すると、スマートフォンからバッテリー状態を確認したり各種操作をしたりできます。アプリはGoogle PlayもしくはApp Storeからインストール可能。
Yoshino - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.yoshinopower.app
Yoshinoアプリ - App Store
https://apps.apple.com/jp/app/yoshino/id1631074294
アプリのインストールやアカウントの作成方法については、以下の記事を読むとよくわかります。
突然の停電でもUPS対応でOK&給電状態も即チェック可能なのに低価格で小型の軽量ポータブルバッテリー「YOSHINO B300 SST Pro」で固体電池の真の力を徹底レビュー - GIGAZINE

iOSアプリのホーム画面はこんな感じ。

B1200 SSTとアプリを接続するには、本体左上のアプリ接続ボタンを「ピッ」と音が鳴るまで約3秒間押し続け、アプリ接続モードをオンにします。

その後、アプリ右上の+アイコンをタップ。

アプリにデバイス名が表示されるのでタップ。

今回は「Wi-Fi接続」をタップ。Wi-Fi接続を使用した場合、B1200 SSTが自宅のWi-Fiに接続されるため、自宅外からでもスマートフォンアプリを通じてB1200 SSTを操作可能となります。

接続したいネットワーク名とパスワードを入力して「接続」をタップ。

画面の表示に従い、しばらく待ちます。

「接続しました!」と表示されたら設定は完了。「OK」をタップしてホーム画面に戻ります。

ホーム画面にB1200 SSTが追加されたのでタップ。

アプリから本体温度やバッテリー残量などを確認することができます。

◆3:スマートフォンや各種家電製品に給電してみた
早速、B1200 SSTを使ってスマートフォンを充電してみます。スマートフォンとB1200 SSTをUSBケーブルで接続。

本体の「USB」ボタンを押します。

「ピッ」という音と共に「USB」ボタンが白く点灯し、スマートフォンへの充電が始まりました。

本体の液晶パネルに、給電中のワット数や現在の出力を続けた場合のバッテリー持続時間などが表示されています。

公式アプリでも同様の情報をチェック可能です。

また、公式アプリの「USB」アイコンをタップすると、B1200 SST本体のボタンを押さなくても、USB出力のオン/オフを切り替えて、アプリ経由で充電をストップすることができます。

USBテスターの「Power-Z KM003C」でUSB Type-Cポート(100W)の対応規格を調べてみるとこんな感じ。Huawei製品向けのFCP、Huawei向け急速充電のSCP、SamsungのGalaxyシリーズ向けのAFC、Quick Charge 3.0、急速充電プロトコルのSFCP、Power delivery 3.0、Samsung向け急速充電のDCP SAM、Apple製品向けの急速充電に対応していることがわかります。

USB Type-Cポート(60W)は以下の通り。左側のポートとほぼ同じですが、Apple製品への急速充電には対応していません。

B1200 SSTはACコンセントポートを利用して、さまざまな家電に給電することも可能です。

まずは定格電力1200WのドライヤーをACコンセントポートに接続。

AC電源ボタンを押して、AC出力をオンにします。

すると、ドライヤーから温風が吹き出しました。

液晶パネルをチェックすると、出力ワット数が1169W、バッテリー持続時間が30分であることが表示されていました。

続いて、定格電力905Wの電気ポットに約1.5Lの水を入れてACコンセントポートに接続。

出力ワット数は914W、バッテリー持続時間は37分。なお、電気ポットなどの出力ワット数が大きい家電に給電すると、B1200 SST本体からファンの音が聞こえてきます。

どんどん水温が上がっていきます。

給電開始から12分ほどでポットに入れた水が沸騰しました。

沸騰後の液晶パネルをチェックすると、バッテリー残量は34%となっていました。電気ポットの接続前のバッテリー残量は53%だったので、やはり長時間高出力の家電を動かすとバッテリーを大きく消費することがわかります。

キャンプやバーベキュー、釣りといったアウトドアでの遊びにB1200 SSTを持ち出せば、どこでも気軽に沸騰したお湯が手に入ります。B1200 SSTの放電温度および保管温度範囲はセ氏-18℃から60℃となっており、気温が氷点下を下回るような冬場のアウトドアでも問題なく使えるほか、夏場に温度が上がりやすいトランクに入れっぱなしでも大丈夫とのこと。

また、B1200 SST本体のLEDライトボタンを押すと、横長のLEDライトが光ります。

停電時や夜の屋外などでB1200 SSTを使う場合、LEDライトを点灯させると手元が明るくなって便利です。

B1200 SSTには停電などで電源が断絶した際、自動的に電源供給元を切り替えるスマートUPS保護機能も搭載されています。PCなどの重要な機器に対し、普段はB1200 SSTを経由する形で家庭用電源を接続しておけば、家庭用電源が断絶した時に自動で電源供給元がB1200 SSTに切り替わり、電源を切らさずに機器を使い続けられるというわけです。

◆4:B1200 SST本体を充電する方法
B1200 SST本体の充電は、家庭用電源や自動車のシガーソケットなどで行うことができます。

今回は家庭用電源を使って充電してみます。付属のAC充電ケーブルを家庭用電源のコンセントに挿入。

B1200 SSTの背面にあるフタを開け、AC充電用端子に接続します。なお、シガーソケットを使って充電する場合は、左隣にあるソーラーパネルおよびシガーソケット用の充電端子と接続すればOKです。

AC充電用端子と接続すると、B1200 SSTへの充電が開始されました。液晶パネルには入力ワット数と満充電までの時間が表示されています。なお、充電が始まると本体からファンの音が聞こえてきます。

B1200 SSTは家庭用のAC電源で充電した場合、約70分で80%まで充電可能とのこと。今回は試しに本体バッテリー残量をほぼ0%まで減らし、80%まで充電するのに必要な時間、100%まで充電するのに必要な時間をそれぞれ測定してみました。B1200 SSTを家庭用電源につないでみたところ、満充電までの推定時間は73分と表示されました。なお、満充電までの推定時間は同じ入力ワット数が継続した場合であり、実際にはバッテリー残量や充電設定などに応じて入力ワット数が調整されるため、満充電がぴったりその時間に完了するわけではありません。

充電開始から10分で1%から14%まで充電されました。

バッテリー残量が80%に達したのは、充電開始から73分後。

最終的に、充電開始から100分で満充電できました。

◆5:ヨシノパワーのソーラーパネル「CP10」でB1200 SSTを充電するとこんな感じ
B1200 SSTはソーラーパネルを使って充電することも可能なので、今回はヨシノパワーのソーラーパネル「CP10」で充電してみることにします。CP10の外箱はこんな感じ。

中には折りたたまれたソーラーパネルが1枚と、充電用ケーブルが入っていました。

ソーラーパネルの重量は2.67kg、折りたたんだ状態の寸法は267×263×65mmです。

広げてみるとこんな感じ。幅はおよそ1.3mです。

ソーラーパネルの裏面は一部がベリッと剥がれるようになっており、これがソーラーパネルを立てかける脚の役割を果たします。

ソーラーパネルを設置してみるとこんな感じ。

反対側から見た様子が以下です。

CP10に付属していた充電用ケーブルをソーラーパネルの出力ポートに接続。

ソーラー充電用ケーブルの先を、B1200 SSTのACアダプタ入力ポートの左隣にあるソーラー/車載入力ポートに差し込みます。B1200 SSTに付属しているソーラー充電ケーブルもありますが、CP10を使う場合は必要ありません。

すると、液晶パネルに「SOLAR」と表示されました。なお、室内では光量が足りないため実際には充電されません。

B1200 SSTとCP10、ソーラー充電ケーブルを持ち出して、屋外へやってきました。

11月の晴れた日、13時30分頃にソーラーパネルを展開して充電してみたところ、入力ワット数およそ30~70Wで充電できました。

◆6:まとめ
実際にB1200 SSTを使ってみたところ、1000Wh超の大容量のおかげでドライヤーや電気ポットも問題なく使うことができた上に、バッテリー残量0%の状態から80%までわずか1時間強で充電可能でした。「台風が近づいていて数時間のうちに停電するかも」「あと1、2時間でキャンプ場に出発しなきゃいけない」といった状況から充電し始めても、必要になった時には十分な電力を供給することができます。
1000Wh帯のポータブル電源としてはかなりコンパクトで、持ち運びやすいハンドルも付いているため、アウトドアの場に持っていきやすいのもうれしいポイント。放電温度および保管温度範囲がセ氏-18℃から60℃と幅広く、気温が氷点下を下回る野外でも余裕で使えるほか、暑い時期に車のトランクなどに置いたままでも大丈夫な温度耐性も備えています。ヨシノパワーのソーラーパネル「CP10」と組み合わせれば、電源のないキャンプ場や災害時の避難場所でも手軽に充電することが可能です。
B1200 SSTとCP10のセットはヨシノパワージャパンの公式通販サイトやAmazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場などで購入できます。
YOSHINO POWER B1200 SST + CP10 セット | ソーラー発電セット




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