ネットサービス

Amazonで取り扱いのない商品も検索結果に表示してブランドのウェブサイトにリダイレクトさせる新機能がテスト中


Amazon内で取り扱いのない商品も検索結果に表示し、「取り扱いのない商品」の場合は商品ページの代わりに各商品の公式サイトにリダイレクトするという新機能をAmazonがテストしています。

Amazon's new shopping feature lets you search for products even if they're not sold on Amazon
https://www.aboutamazon.com/news/retail/search-products-amazon-shopping-feature

Amazon tests sending customers directly to brands' websites when it doesn't stock their products | TechCrunch
https://techcrunch.com/2025/02/11/amazon-tests-sending-customers-directly-to-brands-websites-when-it-doesnt-stock-their-products/

Amazonが「Amazonショッピングアプリ」で商品を検索したユーザーに対し、「Amazonで取り扱っている商品」だけでなく「Amazonでは取り扱いのない商品」も表示するという新機能をテストしていると発表しました。


Amazonで取り扱いのない商品をユーザーがタップすると、「Amazonを離れます」という警告が表示され、ユーザーが「Continue to site」をタップして初めてブランドのサイトにリダイレクトされることになります。ユーザーはリダイレクト先のウェブサイトで商品を直接購入できます。


Amazonがリダイレクトするブランドの中には、Amazonプライムの会員がAmazonのアカウントと支払い情報を使って小売業者のウェブサイトで取引できるチェックアウトサービス「Buy with Prime」を提供するものもあります。このサービスを利用して購入した商品は、Amazonプライムと同じ迅速な配送、簡単な返品、カスタマーサポートを受けることができるとのこと。

この機能を導入することで、小売業者がますます幅広い商品を販売可能になることが期待されています。

なお、この機能はベータ版として展開されていて、一部のアメリカ人ユーザーに対してのみテストが実施されているとのことです。


Amazonの検索・会話型ショッピング担当副社長であるラジブ・メータ氏は、「我々は、品揃えを拡大し、ユーザーの買い物を便利にするための取り組みを続けています。今回のテストは、ユーザーが欲しいものをもっとたくさん見つけられるようにして、ショッピング体験をさらに向上させることが目的です」と述べました。

なお、各ブランドはAmazonへ連絡することで掲載をオプトアウトすることが可能。ユーザーがアプリ内ブラウザを使用して各ブランドでショッピングをする際、Amazonはデータを一切保持しないと述べています。


Amazonは「Temu」や「Shein」に対抗するため、低価格ストアの「Amazon Haul」を立ち上げるなどしてサービスの改革を図っています。

AmazonがTemuとSheinに真っ向勝負する超低価格帯ストア「Amazon Haul」をリリース - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
Amazonが生成AIで配達を高速化する仕組みとは? - GIGAZINE

Amazonがプライム会員向けの購入前に衣料品を試着できるプログラムを終了 - GIGAZINE

Amazonが小売業者のウェブサイト上で広告を表示できるようにするサービス「Amazon Retail Ad Service」を開始 - GIGAZINE

Amazon配送員が配送車の荷台から素早く荷物を見つけるためのAIツール「Vision-Assisted Package Retrieval」が2025年初頭までに1000台のバンに導入へ - GIGAZINE

in ネットサービス, Posted by log1p_kr

You can read the machine translated English article Amazon is testing a new feature that wil….