ビデオ会議でのリアルタイム音声翻訳を可能にする「Pinch」がリリース、日本語にも対応しているので使ってみた

ビデオ会議の会話をリアルタイムで音声翻訳してくれるサービス「Pinch」が、2025年1月にリリースされました。日本語を含む20カ国の言語に対応しており、1人でリアルタイム音声翻訳を試せるデモも用意されています。
Pinch Video Call - Real-time Language Translation for Video Calls & Webinars
https://startpinch.com/
Pinch demo - YouTube

「Pinch」のデモ動画を見ると、最初に「自分が話す言語」と「音声翻訳して相手に伝えたい言語」を選択する必要があるようです。

自分の音声を男性の声にするか女性の声にするかも選択できます。

まずは画面左のChristian氏が、英語であいさつをします。

Keyu氏の画面では、Christian氏のあいさつが中国語に翻訳され、音声も流れました。

今度派Keyu氏が中国語で返事をします。

すると、Christian氏の画面ではKeyu氏の言葉が英語に翻訳され、ほとんどリアルタイムで音声も流れました。このように、Pinchを使えばビデオ会議でのリアルタイム音声翻訳を利用することができます。

実際に公式サイトから、Pinchのリアルタイム音声翻訳を試してみることができます。デモをスタートするには「Start Demo」をクリック。

画面上部に「startpinch.comが次の許可を求めています」というポップアップが出てマイクの使用許可を求められるので、「サイトへのアクセス時のみ許可する」を選択。

続いてカメラの使用許可を求められるので、「サイトへのアクセス時のみ許可する」をクリック。

自分が話す言語を選択します。今回は「Japanese(日本語)」を選択。

次は翻訳先の言語を選択。今回は「English(英語)」に翻訳することにしました。

最後に翻訳音声を男性の声にするか女性の声にするかを選択。今回は「Male(男性)」を選択して、「Start Demo」をクリックします。

するとデモがスタートしました。画面の左側にオリジナルの画面が、右側に相手から見える翻訳後の画面が表示されました。デモの制限時間は120秒です。

試しに話してみると、まずはオリジナルの日本語として言葉が認識され、画面下部にテキストも表示されます。

その直後、話した言葉が英語に翻訳され、少し遅れて音声が流れました。デモではこのように、自分が話した言葉と翻訳後の音声を比較したり、翻訳精度をチェックしたりできます。

実際にPinchでリアルタイム音声翻訳のデモを試してみた様子は、以下の動画で確認できます。なお、動画全体にうっすらBGMが入っていますが、これはPinchのデモページ自体に流れているBGMです。
ビデオ会議のリアルタイム音声翻訳ツール「Pinch」のデモを使ってみた - YouTube

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