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Metaが「パフォーマンスの低い従業員5%を削減」する方針


Metaのマーク・ザッカーバーグCEOが社内に向けて、「パフォーマンスが低い人を早く辞めさせる」方針を示したことがわかりました。具体的には、パフォーマンスを基準として5%ほどの従業員を人員整理することになるようです。

Meta to trim 5% of its workforce focusing on underperformers | Windows Central
https://www.windowscentral.com/software-apps/work-productivity/meta-to-trim-5-percent-of-its-workforce-focusing-on-underperformers

Meta announces 5% cuts targeting low performers. Read the memo
https://www.cnbc.com/2025/01/14/meta-targeting-lowest-performing-employees-in-latest-round-of-layoffs.html


ザッカーバーグ氏や他の取締役の発信した情報を合わせると、Metaはおよそ5%の人員を削減する方針だとみられます。決算報告によればMetaの従業員数は7万2000人ほどなので、3600人ほどが解雇される見通しです。

Metaは2022年に1万1000人2023年に1万人と人員整理を行っていて、それ以来の大規模な人員整理となります。

Windows CentralやCNBCによると、ザッカーバーグCEOによる社内メモの内容は以下の通りだとのことです。


「Metaは世界で最も重要なテクノロジーの構築に取り組んでいます。たとえばAI、次のコンピューティングプラットフォームとしてのメガネ、そしてソーシャルメディアの未来などです。今年は激しい年になりそうなので、最高の人材をチームに確保したいと思っています。

私はパフォーマンス・マネジメントのレベルを上げ、成績の低い人に早く辞めてもらうことにしました。通常、私たちは1年かけて期待に応えられない人たちを整理していきますが、2025年は、これらの役割を補充することを目的として、パフォーマンスに基づきさらに広範な削減を行う予定です。


将来の業績を楽観視するのであれば、前期に期待に応えられなかった人全員を解雇することはありません。もし辞めてもらう場合は、前回の人員削減時と同様、手厚い退職金を支給します。管理職に関しては調整に先立って、より詳細な指導を行います。影響を受ける人には2025年2月10日移行に通知します」

Metaはプラットフォーム全体のユーザー数は維持しているものの、AR・VR部門では大きな損失を計上しています。

Metaが2024年第3四半期の決算を発表、プラットフォーム全体のデイリーアクティブユーザー数は5%増の32億9000万人でThreadsの月間アクティブユーザー数は2億7500万人もAR・VR部門は6800億円の損失を計上 - GIGAZINE

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in メモ, Posted by logc_nt

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