MetaがInstagram・WhatsApp・Reality Labs部門の人員整理を実施

Facebookなどの運営で知られるMetaが、Instagram、WhatsApp、Reality Labsの部門の人員整理を行ったことがわかりました。今回の人員整理は全社的なものではなく、再編成が目的だとのことです。

Meta is laying off employees at WhatsApp, Instagram, and more - The Verge
https://www.theverge.com/2024/10/16/24272195/meta-layoffs-whatsapp-instagram-reality-labs

Meta lays off employees across multiple teams | TechCrunch
https://techcrunch.com/2024/10/16/meta-lays-off-employees-across-multiple-teams/

人員整理が行われたのは現地時間2024年10月16日のこと。MetaはFacebook、Instagram、Threadsなどさまざまなサービスを抱えていますが、対象となったのはInstagram、WhatsApp、Reality Labsの担当だったことがわかっています。

対象者の中には、ネットサービスやアプリの未発表機能を調べて公開していた仕事で知られ、2023年にMetaに入社してThreadsチームに加わった技術者の黄文津(Jane Manchun Wong)氏も含まれています。黄氏は「ThreadsとInstagramのチームメイトに感謝します」と述べた上で、ソフトウェアやセキュリティエンジニアリング関係で一緒に仕事をしたい人は個人サイトかLinkedInから連絡するよう呼びかけました。

Metaの広報を担当するデイヴ・アーノルド氏は、ニュースサイトのThe VergeやTechCrunchなどに対して「現在、Metaのいくつかのチームは、リソースが長期的な戦略目標や位置戦略に合致しているかどうか確認するための変更を行っています。この動きには、一部のチームを別のところへ動かしたり、一部の従業員を別の役割に移すことも含まれます」と説明する声明を送りました。

元従業員の1人はTechCrunchに対し、新たな契約のもとで別のポジションに就くか、退職金パッケージをもらって辞めるかの選択肢があり、数人は退職を選んだと説明しています。

人員整理の影響を受けたのが何人なのかは不明。Metaは2022年に1万1000人、2023年にさらに1万人の人員整理を行っています。