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「ひったくり検知」などの盗難防止機能が一部のAndroidユーザーに表示され始める


2024年5月にAndroidへの導入が告知されていた複数の盗難防止機能が、いよいよ正式に配信され始めていることがわかりました。これにより「ひったくり行為」を検知して自動でスマートフォンをロックするなどの機能が使えるようになります。

Google’s theft protection features have started showing up for some Android users
https://www.engadget.com/mobile/smartphones/googles-theft-protection-features-have-started-showing-up-for-some-android-users-210634941.html

A new Android feature locks your screen if your phone is stolen - The Verge
https://www.theverge.com/2024/10/5/24262810/google-theft-detection-lock-rolling-out-android

新しい盗難防止機能は「盗難検出ロック」「オフラインデバイスロック」「リモートロック」の3つです。


盗難検出ロックは、誰かがスマートフォンをひったくり、徒歩や自転車、車などで逃げようとした場合にGoogle AIで検知する機能です。検知すると自動的に画面がロックされ、アプリやファイルへのアクセスをブロックします。

オフラインデバイスロックはスマートフォンが長時間オフラインになっているとオンになる機能です。Androidには「デバイスを探す」という盗難防止機能がすでにあり、紛失したデバイスの位置を特定したり遠隔で画面をロックしたりすることができるのですが、端末がオフラインの場合は機能しませんでした。オフラインデバイスロックが新たに導入されることで、たとえオフラインの場合でも紛失したデバイスを保護することが可能になります。

リモートロックは画面のロックを以前より簡単に行うための機能です。これまでは遠隔での画面ロックにGoogleアカウントのパスワードが必要だったのですが、リモートロックでは電話番号と「簡単なセキュリティチャレンジ」のみでロックできるようになります。

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アメリカ在住のAndroidユーザーによると、上記の機能が正式にリリースされはじめたとのこと。Xiaomi 14T Proを所持しているユーザーは「盗難検出ロックとオフラインデバイスロックが利用できるようになった」と報告し、「逆にリモートロックだけが利用できるアメリカ人ユーザーもいるようだ」と補足しました。

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in モバイル,   ソフトウェア, Posted by log1p_kr

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