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藤井聡太棋聖がタイトル5連覇で「永世棋聖」称号獲得、21歳11カ月での永世称号獲得は最年少記録


第96期ヒューリック杯棋聖戦五番勝負の第3局が愛知県名古屋市にある亀岳林万松寺で行われ、棋聖位を持つ藤井聡太七冠が挑戦者の山﨑隆之八段を下し、対戦成績3勝0敗で「棋聖」防衛に成功しました。これで藤井棋聖はタイトル5期目となり、「通算5期保持」の条件を満たして、永世棋聖の称号を獲得することになりました。

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ヒューリック杯 棋聖戦中継 plus: 藤井棋聖が防衛、5連覇で永世棋聖の資格を獲得
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藤井棋聖2勝、山崎八段0勝で迎えた第3局は相掛かりの戦いとなりました。両者ともにそれぞれの主張があり、どちらに形勢が傾いてもおかしくない戦いの中、終盤に入って藤井棋聖がリードを広げ、時間もしっかりと残して考え、最後は強く押し切りました。


これで藤井棋聖は2020年に棋聖位を獲得したのち、4度の防衛に成功して5度目のタイトル獲得となり、棋聖の永世称号「永世棋聖」の条件となる「通算5期保持」を満たしました。

過去に永世棋聖を獲得した棋士は故・大山康晴十五世名人、中原誠十六世名人、故・米長邦雄永世棋聖、羽生善治九段、佐藤康光九段の5人で、藤井棋聖が6人目。

なお、藤井棋聖にとって永世称号獲得はこれが初。また、21歳11カ月での獲得は、中原十六世名人が1971年8月に23歳11カ月で達成した史上最年少永世称号獲得記録を更新するものとなります。


藤井七冠はこのあと2024年7月6日に開幕する第65期伊藤園お~いお茶杯王位戦七番勝負で、渡辺明九段の挑戦を迎え撃ちます。

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in メモ, Posted by logc_nt

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