チタンフレームに6.8インチ平面ディスプレイ搭載の「Galaxy S24 Ultra」と「Galaxy S24」レビュー、サムスンのAI全振りスマホはボディも隙がないのかチェックしてみた
サムスンが2024年1月に、Googleの生成AI・Geminiを搭載した「Galaxy S24」「Galaxy S24+」「Galaxy S24 Ultra」を発表し、1月31日にグローバル展開しました。日本では3月に登場するとウワサされている次期Galaxyのうち、「Galaxy S24」と「Galaxy S24 Ultra」が手に入ったので、前モデルからさらに大型化したディスプレイや、素材にチタンを採用しデザインも刷新したボディをじっくりチェックしてみました。
【サムスン電子】最新「Galaxy S24シリーズ」で、モバイルAIの新時代へ 日常生活をより豊かにするGalaxy AI搭載 | Samsung Japan 公式
https://www.samsung.com/jp/explore/news/galaxy-unpacked-s24-series/
Galaxy S24&S24+ | Galaxy AI | Samsung Japan 公式
https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-s24/
Galaxy S24 Ultra | Galaxy AI | Samsung Japan 公式
https://www.samsung.com/jp/smartphones/galaxy-s24-ultra/
「Galaxy S24」と「Galaxy S24 Ultra」はこんな感じの箱に入っていました。
まずGalaxy S24の箱を開けると、本体が登場しました。カラーはコバルトバイオレットです。
付属品はフタの方についていました。
内容物をチェックしていきます。まず、これは充電用のUSB Type-CケーブルとSIMピンです。なお、アダプターは付属していません。
クイックスタートガイドと各種言語の品質保証カード。グローバル版ということで、日本語は記載されていませんでした。
Galaxy S24 Ultraの内容物も同じです。本体カラーはチタニウムグレーとなっています。
Galaxy S24のサイズは縦147mm×横70.6mm×厚さ7.6mmで、重さは約168g。
参考までに、2023年8月に登場したGoogle Pixel 8と並べたところが以下。Galaxy S24はサイズ感、重さともにスタンダードなAndroidスマートフォンです。
Galaxy S24のメインカメラは、上から画素数が12MP(1200万画素)の超広角カメラ、50MPの広角カメラ、10MPの望遠カメラのトリプルカメラです。
一方のGalaxy S24 Ultraのサイズは、縦162.3mm×横79mm×厚さ8.6mmで、重さは約233gです。チタンボディなだけあってGalaxy S24より65gも重くずっしりしており、手に持つと頼もしい存在感があります。言い方を変えると、重くかさばるスマートフォンでもあります。
Galaxy S24 Ultraの背面のメインカメラは、左列の上から12MPの超広角カメラ、200MPの広角カメラ、50MPの望遠カメラ、右列の上から2つ目にある10MPの望遠カメラのクアッドカメラです。右列の上側のオートフォーカス用センサーと合わせて5つのパーツがひしめくGalaxy S24 Ultraの背面カメラは、見る人に独特な印象を与えます。
Galaxy S24とGalaxy S24 Ultraを並べてみるとこんな感じ。両機種ともフラットなデザインですが、角の形状とサイズに違いがあります。
角の部分をアップにするとこんな感じ。Galaxy S24 Ultraは、先行する海外のレビューで「デバイスの角はかなり鋭く感じられ、電話を持つときに手が当たるとイライラする可能性があります」と評されていましたが、あくまで主観的な感想ながら、実物を手に持ったところそれほど鋭い感じはありませんでした。
ただし、Galaxy S24 Ultraが入っているポケットに手を突っ込んだ時に角が手のひらに当たる感覚があったほか、重いこともあって、寝転んで使用している時に顔の上に落ちてきたりするとかなり痛いと思われるため、気になる人はカバーなどのアクセサリーを使ったほうがいいかもしれません。
サイズや角の形状には違いがありますが、それ以外のデザインは共通しています。天面にはマイクと思われる小さな穴以外には何もありません。
右側面には音量ボタンと電源ボタンがあります。
左側面はこんな感じ。
底面にはスピーカー、USB Type-Cポート、SIMカードスロットがありますが、Galaxy S24とGalaxy S24 Ultraとでは配置が対称になっていました。また、Galaxy S24 Ultraには「Sペン」が収納されています。
Sペンは押すと出てくる仕組みです。
Sペンを出してみるとこんな感じ。
両機種のディスプレイ上部にはいずれも12MPのインカメラがあります。
Galaxy S24のディスプレイは6.2インチで解像度はFHD(1920×1080)+、Galaxy S24 Ultraは6.8インチで解像度はQHD(2560×1440)+です。
Galaxy S24+も含めたGalaxy S24シリーズの主なスペックをまとめると以下のようになります。
Galaxy S24 G | Galaxy S24+ | Galaxy S24 Ultra | |
---|---|---|---|
ディスプレイ | 6.2インチ | 6.7インチ | 6.8インチ |
サイズ | 約70.6×147×7.6mm | 約75.9×158.5×7.7mm | 約79×162.3×8.6mm |
重さ | 約168g | 約196g | 約233g |
CPU | Snapdragon8 Gen3 Mobile Platform for Galaxy | ||
メモリ | 8GB+512GB 8GB+256GB 8GB+128GB | 12GB+512GB | 12GB+1TB |
バッテリー | 4000mAh | 4900mAh | 5000mAh |
防水 | IP68 |
後日掲載する記事では、Galaxy S24シリーズ最大のポイントであるAI機能や、AI機能により強化されたカメラ機能をレビューしていきます。
・つづき
AIのパワーで100倍までズームできる「Galaxy S24 Ultra」と「Galaxy S24」のカメラレビュー - GIGAZINE
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