手のジェスチャーで空中に絵を描ける「Airdraw」、ウェブカメラだけで手の動きを認識し特別な機材は不要
「指を2本立てて線を描く」「指を3本立てて線を削除」といったように指の本数や動きに応じて絵を描けるウェブアプリが「Airdraw」です。Airdrawはウェブカメラさえあれば使えるとのことなので、実際に試してみました。
Airdraw
https://www.airdraw.io/
上記のリンクからAirdrawにアクセスすると以下の画面が表示されるので、「Being Drawing!」をクリック。
続いてカメラの使用許可を求められるので、使用を許可します。
すると、画面内にカメラの映像が表示されます。カメラ映像の上部に「Model Loading」と表示されている間は絵を描けないので、少し待ちます。
「Model Loaded!」と表示されたら準備完了です。
後は、カメラの前に手をかざすと指や手の動きが認識されます。
指を2本立てると空中に線を描けます。
指の本数を変えると描画が確定され、線が赤色になります。記事作成時点ではAirdrawで描ける線は赤色のみです。
2本の指の間隔を広げると線が太くなります。
指を3本出した状態で線に触れると、線を削除できます。
親指、人差し指、小指の3本を立てると、線を移動させられます。
同時に複数の線を動かすことも可能。
以下のムービーを再生すると、手の動きで空中に線を描く様子を確認できます。
ハンドジェスチャーで絵を描ける「Airdraw」を使ってみた - YouTube
なお、Airdrawのソースコードは以下のリンク先で公開されています。
GitHub - arefmalek/airdraw: A vision-based drawing application
https://github.com/arefmalek/airdraw
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