メモ

Googleが完全リモートワークを原則禁止して週3日は出勤することを勤務評価に含める方針


Googleがリモートワークの縮小をさらに進め、継続的に出社してきていない従業員に対する取り締まりを行う方針であることがわかりました。今後、完全リモートワークは例外的な場合を除いて認められないとのことです。

Google to crack down on hybrid work, asks remote workers to reconsider
https://www.cnbc.com/2023/06/08/google-to-crack-down-on-hybrid-work-asks-remote-workers-to-reconsider.html


これは、Googleの最高人事責任者フィオナ・チッコーニ氏が全従業員宛に送ったメールで明らかになったもの。

チッコーニ氏は「直接集まることに代わるものはない」と従業員に呼びかけ、出社時間を倍増させる方針を示しました。


メールを閲覧したというニュースサイトのCNBCによると、Googleの「ハイブリッドワークポリシー」が改められ、オフィスに週3日は出勤することが勤務評価の一部となるとのこと。また、オフィスバッジの出勤状況を追跡し、常にオフィスに出社してこない従業員に対してはリマインダーが送信されるようになるとのこと。「週3日出勤」というのは、2020年12月にスンダー・ピチャイCEOが発表した方針と同じです。

これまでGoogleでは、一部の従業員に対して完全なリモートワークを認めてきましたが、チッコーニ氏は「例外的に認められるもの」という認識を示し、「Googleのオフィスの近くで働いている人はハイブリッドワークへの切り替えを検討してください。オフィスはGoogleコミュニティと最も密接につながる場所です」とハイブリッドワークへの切り替えを呼びかけました。


広報担当のライアン・ラモント氏はCNBCに対して「ハイブリッドワークは、直接一緒にいることの利点と、自宅で働くことの利点を組み込むように設計されています。この働き方に1年以上取り組んできて、正式に全職場のポリシーとして統合することになりました」と説明しています。

なお、Googleはオフィスの賃貸費用を抑えるため、クラウド部門において従業員複数人で1つのデスクを共有する「デスク共有モデル」を導入することが報じられています。

Googleが経費削減のため複数の従業員でひとつのデスクを共有して使う「デスク共有モデル」を導入 - GIGAZINE


リモートワークを2022年春に廃止したテスラでは、従業員がリモートワークを打ち切って出社してきた結果、駐車場もデスクも不足する状況になったことが明らかになっています。

リモートワークを廃止したテスラで社員用の駐車場と机が不足、Wi-Fiも使い物にならず - GIGAZINE

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
労働者の30%は「絶対に出勤したくない」と考えている - GIGAZINE

リモートワークを続けるためなら人々は「賃金カットもやむなし」と考えているとの調査結果 - GIGAZINE

在宅勤務時に仕事モードとプライベートモードを切り替えるにはどうすればいいのか? - GIGAZINE

22年間にわたってリモートワークを実践する企業の従業員が「自宅で仕事する時に気をつけるべきこと」をアドバイス - GIGAZINE

「在宅勤務が可能な仕事」は全体のうち34%に過ぎないとの調査結果 - GIGAZINE

in メモ, Posted by logc_nt

You can read the machine translated English article Google's policy to prohibit complete….