無料で使えるChatGPT公式のiOSアプリ登場、文字起こしAIのWhisperで音声入力も可能
OpenAIが高性能チャットAI「ChatGPT」のiOSアプリを公開しました。アプリではChatGPTとチャットできるほか、文字起こしAI「Whisper」を用いた音声入力にも対応しています。
Introducing the ChatGPT app for iOS
https://openai.com/blog/introducing-the-chatgpt-app-for-ios
ChatGPTの公式iOSアプリは、以下のリンク先で配布されています。
OpenAI ChatGPT on the App Store
https://apps.apple.com/app/openai-chatgpt/id6448311069
ただし、記事作成時点ではアメリカでのみ公開されており、日本からアクセスしても「App入手不可能」と表示されてしまいました。
そこで、居住国をアメリカに設定したApple IDを用いて再度アクセスを試みたところ、無事に配布ページにアクセスできました。アプリをインストールするには「GET」をタップ。
認証画面が表示されたらTouch IDやFace IDで認証してインストールを進めます。
インストールが完了したら「OPEN」をタップ。
初回起動時にはOpenAIアカウントでのログインを求められるので「Log in」をタップします。
メールアドレスを入力して「Continue」をタップ。
パスワードを入力して「Continue」をタップ。
ウェルカム画面が表示されたら「Continue」をタップ。
これでChatGPTアプリを使えるようになりました。ChatGPTアプリでは画面下部の入力欄に文章を入力してAIと会話できます。
試しに「こんにちは」と入力して送信ボタンをタップ。
すると、AIが自然な日本語で返答してくれました。
ChatGPTアプリは文字起こしAI「Whisper」を用いた音声入力にも対応しています。音声入力を行うにはテキスト入力欄右端のボタンをタップ。
初回はマイクへのアクセス許可を求められるので「OK」をタップします。
ボタンをタップしたら入力したい文章を発話し、発話し終わったら「Tap to stop recording」をタップします。
すると発話した内容が文字起こしされて入力欄に自動入力されます。続いて送信ボタンをタップ。
AIが即座に返答してくれました。文字起こし精度が非常に高いので、長い文章を入力したい場合はキーボードを用いるより音声入力の方がオススメです。
なお、ChatGPTアプリは記事作成時点ではアメリカ向けにしか公開されていませんが、今後数週間以内に提供範囲が拡大される予定です。また、Android向けアプリの公開も予定されています。
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