「暗くなってしまったムービー」をGoogleフォトの「HDR」で一発補正する方法、AndroidスマホでもiPhoneでもOK
スマートフォンやカメラでムービーを撮影した際に「明暗差の激しいシーンで、一部分が暗くなってしまった」という経験がある人は多いはず。Googleフォトには明暗差の激しい写真を見栄え良く編集するツール「HDR」が搭載されているのですが、新たに「HDR」をムービーでも使えるようになったので、実際に使う手順や効果を確かめてみました。
動画を編集する - Android - Google フォト ヘルプ
https://support.google.com/photos/answer/10729480
「HDR」を使うには、まず編集したいムービーをGoogleフォトで開いてから「編集」をタップします。
続いて、「調整」をタップしてから「HDR」をタップ。
すると、画面下部にHDR効果の効き具合を調整するスライドバーが表示されます。
効き具合を調整し終わったら「完了」をタップ。
続いて「コピーを保存」をタップ。
「保存しました」と表示されたら編集完了です。
以下のムービーを再生すると、編集前のオリジナルムービーとHDR適用後のムービーを順番に確認できます。
Googleフォトで風景ムービーにHDR効果を適用してみた - YouTube
上記のムービーの一部を切り出したものが以下。HDR適用後(右)は、橋の影になっている部分が明るくなっていることが分かります。
他の例として、「河川敷の上を通る橋を見上げる」という明暗差の激しいムービーにもHDR効果を適用してみました。
明暗差の激しいムービーにGoogleフォトのHDR効果を適用してみた - YouTube
編集前のオリジナル(左)とHDR適用後(右)を比べると、橋の裏の暗い部分が非常に明るくなっていることが分かります。
一方で、以下のシーンの下半分のような「明るくなりすぎた部分」は補正できませんでした。Googleフォトの「HDR」は暗くなった部分の補正は得意ですが、明るくなりすぎた部分の補正は苦手なようです。
なお、「HDR」はGoogle製スマートフォン「Pixel」シリーズ限定で使える機能でしたが、2023年2月からは「Google One」加入者ならPixel以外のAndroidスマートフォンやiPhoneでも利用可能になっています。
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