画像生成AI「DALL・E」が誰でも簡単に利用可能になったので登録手順や使い方をまとめてみた

2022年8月に画像生成AI「Stable Diffusion」が一般公開されて以降、誰でも簡単に画像生成AIを利用できるシステムが開発されたり、画像生成AIを便利に使うためのサービスが続々と開発されたりと、大きな盛り上がりを見せています。新たに、AI研究団体のOpenAIが2021年1月に発表していた画像生成AI「DALL・E」を一般公開しました。これにより、これまで順番待ちが必要だったDALL・Eを誰でもすぐに利用可能となったので、利用登録の手順や使い方をまとめてみました。

DALL·E Now Available Without Waitlist
https://openai.com/blog/dall-e-now-available-without-waitlist/

「DALL・E」は入力した文章に沿った画像を出力してくれるAIで、2021年1月に最初のバージョンが公開されて以降、2022年4月には高解像度＆低レイテンシ版の「DALL・E 2」が公開されたり、2022年8月には画像の雰囲気はそのままに、画像の「続き」を生成する機能「アウトペインティング」が追加されたりと、積極的な機能強化が行われてきました。「DALL・E」の画像生成性能の高さは、以下の記事を読むと一発で分かります。

画像生成AI「DALL・E 2」で絵柄はそのままに背景や続きを追加する新機能「アウトペインティング」が登場 - GIGAZINE

そんな「DALL・E」は2022年7月に一般向け公開が始まっており、順番待ちリストに登録することで誰でも「DALL・E」を利用可能となっていました。新たに、OpenAIは「DALL・E」の順番待ちリストを撤廃し、誰でもすぐに使える状態にしたことを2022年9月28日に発表。編集部で試してみたところ日本からも問題なく画像生成機能を利用可能だったので、実際に登録する手順や使い方をまとめてみました。

「DALL・E」を使うにはまず、以下の画像のリンク先から「SIGN UP」と記されたボタンをクリックします。

登録画面が表示されたらメールアドレスを入力して「Continue」をクリック。

次に、登録したいパスワードを入力して「Continue」をクリックします。

「Verifiy your email(メールを確認してください)」というメッセージが表示されたら、上記の手順で入力したメールアドレスの受信箱を確認します。

受信箱には以下のようなメールが届いているので、「Verify email address」をクリック。

すると、名前の登録ページが表示されるので名前と名字を入力して「Continue」をクリックします。

続いて、電話認証のために電話番号の入力を求められるので、「＋81」という表記に続いて自分の電話番号を入力します。

入力した電話番号に6桁の認証コードが届いたら、入力欄に認証コードを入力。これで登録は完了です。

登録が完了すると、「DALL・E」についての簡単な説明が表示されるので「Continue」をクリック。

次に、「最初の月は50クレジットが無料で与えられ、それ以降は毎月15クレジットが無料で与えられる」という説明が表示されます。「DALL・E」は1回の画像生成ごとに1クレジットを消費する仕組みで、無料で与えられたクレジットを使い切ると、有料のクレジットを購入する必要があります。説明を読んで理解したら「Start creating with DALL・E」をクリック。

すると、「DALL・E」のトップ画面が表示されます。トップ画面上部に表示されている入力欄に文章を入力して「Generate」をクリックすると、文章に沿った画像を出力してくれます。

今回は、「Cat playing with ball(ボールで遊ぶネコ)」と入力して「Generate」をクリックしてみました。

約20秒待つと、生成画像が4枚表示されました。4枚中3枚はボールのような物体で遊ぶネコを出力できています。

クレジットの残数は、画面右上のイニシャルが記された円形のボタンをクリックすると確認できます。また、「Buy Credits」をクリックするとクレジットを購入可能です。

記事作成時点では、115クレジットを15ドル(約2160円)で購入可能でした。