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2022年登場の「iPhone 14」はこれまでよりも1万円超値上がりする可能性


2022年秋に登場すると目されている次期iPhoneの「iPhone 14」について、投資会社・Wedbush Securitiesのアナリストが、前モデルのiPhone 13よりも100ドル(約1万4000円)近く値上がりする可能性があると予測しています。

Warning of HUGE iPhone 14 price rise as insiders predict cost of new Apple model | The Sun
https://www.thesun.co.uk/tech/19125079/iphone-14-price-prediction-leak-how-much-cost-apple/

iPhone 14 could cost $100 more than iPhone 13 | AppleInsider
https://appleinsider.com/articles/22/07/09/iphone-14-could-cost-100-more-than-iphone-13

Wedbush Securitiesのアナリストでありテクノロジー業界に精通しているDan Ives氏は、「iPhone 14の販売価格が100ドル上がると信じている」とThe Sunに語りました。Ives氏によると、iPhoneのサプライチェーン全体で値上がりが起こっているそうで、この影響でiPhone 14の販売価格がiPhone 13から100ドル上昇すると同氏は予測しています。

サプライチェーン内の部品コストの上昇に直面しているのはAppleだけではありません。2022年5月には半導体製造大手のTSMCおよびSamsungがチップの製造価格を20%引き上げることを計画していると報じられました。

世界の半導体生産の大部分を占めるTSMCとSamsungが半導体製造価格の値上げを計画中 - GIGAZINE


市場調査会社・CCS Insightのベン・ウッド氏は、「AppleはiPhone 14での価格設定について、いくつかの難しい決定を下すでしょう」「すべての家電メーカーの製造コストおよび部品コストが上昇し続けていることは間違いありません。イギリスの場合は、為替レートもコスト高騰の要因となっています」と語り、Appleだけでなく多くの家電メーカーがコスト上昇に苦しんでいると指摘。これらの影響から、iPhoneの値上げが起こる可能性を挙げながら、「逆風に耐えて値上げを行わないという判断をAppleが下す可能性も十分にあります」と述べ、値上げが起こるか否かはApple次第であるとしています。

iPhone 13 miniは699ドル(日本では税込9万9800円)から、iPhone 13は799ドル(日本では税込11万7800円)から販売していますが、iPhone 14では最も安価なminiモデルが販売されないとウワサされているため、899ドルからのiPhone 14が最も安価な最新モデルとなる可能性があります。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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