パカパカ開閉するだけでスマホを充電できるケースが誕生、開発者は「ピアノ型BBQグリル」「パンチを繰り出すロボット」の発明家

スマートフォンユーザーにとって「バッテリー切れ」は大問題であり、屋外で充電する場所もモバイルバッテリーもない時には焦ってしまいます。そんなバッテリー切れの問題に対処するべく、過去に「自走式ピアノ型BBQグリル」「敵をパンチや水鉄砲で迎撃できるパトロールロボット」「5000台分のスマホを充電可能な2700万mAhのモバイルバッテリー」などを自作してきた人気YouTuberの手工耿さんが、「パカパカ開閉するだけでスマホを充電できるケース」を開発しました。
自製可以發電的手機殼 DIY Power Generator Phone Case【手工耿Handy Geng】 - YouTube

きれいな景色に遭遇した手工耿さんは、早速折り畳みスマートフォンで写真を撮ろうとしましたが……

残念ながらバッテリー切れ。

パタンと折りたたんだスマートフォンを、怒りに打ち震える手で握りしめます。

スマートフォンからケースを外し……

ケースにだけ怒りをぶつけました。

工房にこもった手工耿さんが作り始めたのは……

折り畳みスマートフォンのケースのようです。

その途中で取り出したのは、スマートフォンケースでは見慣れない歯車らしき部品。

異なる大きさの歯車を複数個組み合わせました。

さらに別の機構や電子部品を取りつけ……

ケース上部に取り付けたヒモを引っ張ると発電する仕組みを構築。

このケースに折り畳みスマートフォンを取りつけます。なお、手工耿さんが使っているスマートフォンは「Vivo X Fold」のようです。

取り付け完了。発電用のヒモは右側のディスプレイに接続されており、ディスプレイを開くとヒモが引っ張られるというスタイル。

この状態でケースをパカパカ開閉すると、ヒモを引っ張る力で発電機構が電気を作り出します。

後はこの発電機構とスマートフォンの充電ポートを接続すれば、パカパカ開閉するだけでスマートフォンを充電することが可能。

試しに1回、パカッとケースを開いてみると……

スマートフォンに充電していることを示すアイコンが表示されました。

このケースがあればバッテリー切れも怖くありません。早速、手工耿さんはスマートフォンにケースを装着して、恋人らしき女性と出かけました。花の周りを歩く女性を撮影しようとしたところ……

残念ながらバッテリー切れ。

それでも女性は撮って欲しそうに体を揺らします。

なんとかして女性を撮影しようと奮闘する手工耿さんの勇姿はムービーの2分34秒頃から視聴可能。以下の埋め込みをクリックすると、2分34秒からムービーがスタートします。
自製可以發電的手機殼 DIY Power Generator Phone Case【手工耿Handy Geng】 - YouTube

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