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「敵をパンチや水鉄砲で迎撃できるパトロールロボット」を自作した猛者が登場


中国人YouTuberの手工耿さんは、3輪で走りながらピアノを演奏すると串焼き肉が焼ける「自走式ピアノ型BBQグリル」など、奇抜な発明品を作る動画を投稿して人気を集めています。新たに手工耿さんが、「コックピットに乗り込んでパンチや水鉄砲で攻撃できるパトロールロボット」を作成する動画を公開しました。

ENG)自製安保巡邏機甲 Homemade Security Patrol Mech【手工耿Handy Geng】 - YouTube


ある日、手工耿さんの工房におじさんがやってきて、「家にいても暇なので、手工耿さんが留守の間に工房の見守りをする」と言ってくれたとのこと。


ところが、おじさんはすでに高齢であり、普段から杖をついて歩くような状態であるため、強盗などが現れた時に対処することができません。そこで手工耿さんは、おじさんが乗り込んで敵を迎撃できるパトロールロボットを作ることにしました。


手工耿さんがトラックで工房の中に運び込んだのは、2つの履帯。


この履帯に金属の棒を渡し……


固定します。


溶接なども駆使して、ロボットの土台部分を組み立てていきます。


廃材をカットして部品を成型する手工耿さん。


空洞のある部品に設置したモーターは……


チェーンを介して履帯を動かすためのもの。


後部には燃料タンクを装着。


操縦用のレバーも取りつけます。


薄い金属板を折り曲げて作ったのは……


コックピットのカバーとなるロボット前面の部品です。


金属を切断したり……


折り曲げたりして、必要な部品をゼロから作り上げています。


不思議な形の部品を組み合わせてできあがったのは……


ロボットの腕でした。


その上には何やら武器のようなものも。ここまで来ると、ある程度ロボットの全体像が見えつつあります。


前面にはライトを取りつけたほか……


なぜか背面にはスピーカーも。


自作した制御システムを取りつけて……


木の板で覆いました。


こうして完成したのが……


手工耿さんお手製のパトロールロボット。ロマンとレトロな印象がひしひしと感じられる見た目です。


早速、手工耿さんが乗り込んで操縦することに。踏み台を使ってコックピットに乗り込み……


主電源スイッチをオン。


レバーを前に倒せば……


履帯が動いて前進しました。


当初は運転に苦労していた手工耿さんでしたが、やがてバックやターンなども使いこなせるようになりました。


慣れればその場で旋回することも可能。手工耿さんは、まるで童心に返ったかのように運転を楽しんでいます。


また、レバーにあるボタンを押すと……


前面の拳が伸びて、ロボットパンチを繰り出すことができます。


敵に見立てたバケツをロボットパンチで殴りまくる手工耿さん。


別のボタンを押すと、腕の上部から水鉄砲を発射することが可能。


ロボットパンチと水鉄砲で敵を攻撃することができるとのこと。


水鉄砲が気に入ったのか、その場で急旋回しながら水をまき散らす手工耿さん。


また、後ろのスピーカーからはスマホ経由で音を流すことができるため、パトロール中に音楽を聴くことができます。


前面のライトを使えば夜間のパトロールもできます。


夜になってライトを照らすとこんな感じ。


老眼鏡ケースや……


杖の格納場所なども用意され、おじさんのための仕様になっています。


動作確認が済んだらおじさんを呼び、実際に乗ってもらいました。


ロボットパンチを繰り出したり……


手工耿さんのお兄さんを敵に見立てて水鉄砲を発射したり。


実際にパトロールに使えるかどうかはともかく、おじさんには非常に喜んでもらえたようです。

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in ハードウェア,   サイエンス,   動画, Posted by log1h_ik

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