乗り物

「警察から自主的に逃げ出す無人の自動運転車」が激写される


無灯火によって警察に捕まった「無人の自動運転車」が警察の制止を無視して自主的に逃げ出す様子の一部始終を捉えたムービーがInstagramに投稿されました。

Driverless car appears to flee the scene after being pulled over by cops | Ars Technica
https://arstechnica.com/cars/2022/04/cops-take-dim-view-of-autonomous-vehicle-driving-with-no-lights-at-night/

実際の映像が以下。

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パーキングエリアの奥側、画面中央に捉えられているのが問題の自動運転車(左側)とパトカー(右側)。


パトカーから降りてきた警官が「誰も中にいない」と独り言を言いつつドアに手をかけ……


鍵が掛かっていたのかパトカーに戻ろうと歩き出したところ、自動運転車がひとりでに発進して逃走。


しかし、なぜか交差点を1つ越えた直後に自主的に停車して、再びパトカーを待ち受ける形となりました。


警官も今度は増員して対処を行った様子。


中は完全に無人なので、捜査している警官もどこか不思議そう。


この自動運転車を運用するゼネラルモーターズの自動運転車開発部門・GMクルーズによると、この自動運転車は勝手に逃げようとしたわけではなく、まず最初に「パトカーに道を譲る」という判断を行い、続いて「取り締まりを受けるために安全な場所に停車する」という動作を実行したとのこと。

警官からの連絡を受け、GMクルーズは無灯火を修正。違反切符を切られることはなかったそうです。

この一件を報じたIT系ニューサイトのArs Technicaによると、自動運転車が警察に止められるという事件はたびたび生じているそうで、2015年にはWaymoの前身である「Googleセルフドライビングカープロジェクト」の自動運転車が、制限時速35マイル/h(56km/h)の道路を24マイル/h(39km/h)で走行するという「逆スピード違反」によって警察に止められたことがあるとのことです。

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in 乗り物,   動画, Posted by darkhorse_log

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