コードネーム「Sydney」のiOS 16では通知機能が大幅に改善されるとのウワサ、ヘルスケア新機能も登場
Appleが2022年6月に開催するイベント「Worldwide Developers Conference(WWDC)」では、iOS 16・iPadOS 16・macOS 13・watchOS 9・tvOS 16の発表が期待されています。このうち、目玉となるiOS 16には通知機能の刷新や新しいヘルストラッキング機能などが盛り込まれると、海外メディアのBloombergが報じました。
What’s Coming at Apple (AAPL) WWDC 2022? iOS 16, macOS 13, tvOS 16, watchOS 9 - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/newsletters/2022-04-10/what-s-coming-at-apple-aapl-wwdc-2022-ios-16-macos-13-tvos-16-watchos-9-l1tc8m3s
Gurman: iOS 16 and watchOS 9 to bring major upgrades at WWDC 2022 - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2022/04/10/gurman-ios-16-and-watchos-9-to-bring-major-upgrades-at-wwdc-2022/
Gurman: iOS 16 to Feature 'Significant' Improvements to Notifications, New Health-Tracking Features, But No Major Redesign - MacRumors
https://www.macrumors.com/2022/04/10/ios-16-power-on-gurman-expect/
Appleは4月5日に、毎年開催しているWWDCを6月6日から10日にオンラインで開催すると発表しました。Apple製品のリークで知られるBloombergのマーク・ガーマン氏によると、今回のWWDCで取り上げられるiOS 16(コードネーム:Sydney)では、使い勝手が変わるような大幅な再設計は行われないものの、通知機能のアップデートやヘルストラッキング機能の追加など、全体的にかなり大きな機能の拡充が行われるとのこと。
by Markus Spiering
ガーマン氏はiOS 16のユーザーインターフェースについて、「iOS7からほとんど変わっていないにもかかわらず、AppleにはiOSのインターフェースにエンドツーエンドの再設計をもたらす考えはありません」と述べています。
また、iOS 16での新機能に合わせて、watchOS 9でもアクティビティとヘルストラッキングのアップグレードが行われる可能性があるとのこと。一方、macOS 13についてはコードネームも含めて詳細は不明です。macOSでは、2020年11月にリリースされた「macOS Big Sur」で大幅なデザイン変更が行われましたが、その後は2021年10月にリリースされた「macOS Monterey」も含めて大幅な変更が実施されていません。
一方ハードウェア面では、MacBook Airと13インチMacBook Proでデザインが一新され、24インチiMacやMac miniを含む複数のMacでも更新が行われると、ガーマン氏は述べています。
ガーマン氏はまた、Appleが今回のWWDCで予定していた複合現実(MR)ヘッドセットの発表については、見送られることになるだろうと予想。「私が知る限り、MRヘッドセットは6月にはまだ本格的に導入されないでしょう。しかし、iOS 16のベータ版にはヘッドセットとiPhoneの相互作用に関する記述がぎっしり詰め込まれると聞いています」と述べました。
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