懐かしいシャープの旧ロゴを基にデザインされたフリーフォント「シャープ旧ロゴ」
日本の総合家電メーカーであるシャープで過去に使われていた特徴的なカタカナロゴを基にデザインされたフォント「シャープ旧ロゴ」を、作者のユズノカさんが無償で公開しています。ライセンスは「このフォントは無料で自由にお使いいただけますが著作権は放棄していませんのでご注意ください。商用可能(自己責任)、反社会的利用禁止でお願いします」と定められています。
シャープ旧ロゴ(2021/11/02大幅リニューアル) | mikannnoki-font https://t.co/6OR7TfJjax #booth_pm
— 栃????????????・ユズノカ(栃木那須・柚之香) (@nasu_yuzunoka) November 6, 2021
漢字だけ版の「漢字堂電機店」も無料公開しました。
縦横の比率が松下風と東芝風の2種で、混植用です。
シャープ旧ロゴ(2021/11/02大幅リニューアル) - mikannnoki-font - BOOTH
https://booth.pm/ja/items/1648901
上記サイトから、「シャープ旧ロゴ ver2.zip(1.52MB)」をクリックし、ZIPファイルをダウンロードします。なお、「sharp-logo.zip(80KB)」はひらがな・かたかなのみ、「漢字堂電機店.zip(610KB)」はシャープ旧ロゴ ver2から漢字部分だけ取り出して大きさを調整した混植用フォントです。
ダウンロードしたZIPファイルを、Windowsの標準機能やExplzhなどのソフトを使って解凍します。中身はシャープ旧ロゴと漢字堂電機店のTTFファイル、収録漢字をまとめたPNGファイルが3つ、Read Meに当たる「読んでいただきたい」「読んでいただきたい2」がPNGファイルでした。シャープ旧ロゴをインストールするには、TTFファイルをダブルクリック。
左上の「インストール」をクリックすればOK。
シャープは1912年に創業者の早川徳次が現在の東京都江東区新大橋に金属加工業を創業したのが始まり。最初はベルトのバックルを製造しており、1915年に発明した「早川式繰出鉛筆」はいわゆるシャープペンシルで、アメリカで大ヒットし、大きく成長します。終戦後、1948年に「シャープ商事株式会社」となり、国産初の量産テレビ「TV3-14T」を生産するなど、日本を代表する総合家電メーカーとなりました。そんなシャープが過去に使っていたカタカナロゴをベースとしたフォントがシャープ旧ロゴです。
ひらがな
カタカナ
アルファベットの大文字・小文字・数字
漢字。シャープ旧ロゴ ver.2には教育漢字を中心に約2200字ほどの漢字が追加されており、漢字部分は現・パナソニックである「松下電器」を中心とする企業ロゴを基にデザインされているとのこと。なお、「シャープ旧ロゴ ver2.zip」には漢字堂電機店も同梱されているので、混植することも可能です。
・関連記事
フォント1つに100万以上のスタイルを収録した「Helvetica Now Variable」 - GIGAZINE
見ているだけで不安になりそうなほど異常に棒が多いフォント「Anxiety」 - GIGAZINE
無料&商用利用も可能な歪んだ世界を表現するかのようなフォント「異世明・異世ゴ」 - GIGAZINE
無料&商用利用も可能な丸っこくてかわいらしい太めのフォント「プイッコ」 - GIGAZINE
無料ダウンロード可能なナショナルパークの標識からアナログスケッチで取り出したフォント「National Park Typeface」 - GIGAZINE
Canvas要素やWebGLでアニメーションが楽しめるコード製フォント「Leon Sans」 - GIGAZINE
・関連コンテンツ