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「GoogleとAmazonはAppleよりも信頼できる」と多くのユーザーが考えていることが明らかに


Amazonの創業者であるジェフ・ベゾス氏が保有する日刊紙であるワシントン・ポストが行ったアンケート調査によると、個人情報の取り扱いにおいて多くの人がAppleよりもAmazonとGoogleを信頼していることが明らかになっています。

Americans widely distrust Facebook, TikTok and Instagram with their data, poll finds - The Washington Post
https://www.washingtonpost.com/technology/2021/12/22/tech-trust-survey/

Survey shows a lot of users trust Amazon and Google more than Apple with their personal data
https://www.idownloadblog.com/2021/12/22/user-data-trust-amazon-google-apple/

Google and Amazon seen as more trustworthy than Apple, WP poll finds
https://www.ithinkdiff.com/amazon-apple-google-trust-poll-wp/

Appleは広告目的の追跡をユーザー自身が制御できるようになる「App Tracking Transparency(ATT)」を導入するなど、他社よりもユーザーのプライバシーを重視した戦略を取っています。

しかし、ワシントン・ポストが実施したアンケート調査によると、多くのユーザーが個人情報の取り扱いについてAppleよりもAmazonやGoogleを信頼していると回答していることが明らかになりました。

アンケートの質問内容は「以下の企業やサービスがあなたの個人情報やインターネット上での活動に関するデータを責任を持って取り扱うことをどの程度信頼しますか」というもので、アンケートの実施タイミングは2021年11月4日から22日で、投票したのは1058人のアメリカのインターネットユーザーです。


回答は「Trust not much/at all(あまり信頼していない/全く信頼していない)」「Trust a great deal/a good amount(大いに信頼できる/それなりに信頼できる)」「No opinion(回答なし)」の3つで、Metaの運営するプラットフォームであるFacebook(72%)、Instagram(60%)、WhatsApp(53%)は軒並み低い信頼度であることがわかります。TikTokも「信頼していない」と回答した割合が63%と非常に高くなりました。一方で、「信頼している」割合が40%を超えていたのはAmazon(53%)、Google(48%)、Apple(44%)、Microsoft(43%)の4つのみ。

他にも、ターゲティング広告に関する質問に対して82%が「インターネットブラウジング中にポップアップ表示されるターゲット広告は迷惑である」と回答しています。また、74%がインターネットブラウジング中にポップアップ表示されるターゲット広告について「望ましくない」と回答しており、「役立つ」と回答したのはわずか27%のみです。

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in ネットサービス, Posted by logu_ii

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