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Googleが韓国でサードパーティの決済システムを有効化


韓国政府がアプリストアの課金システムに関する法律を制定したことを受け、Googleが自社アプリストアであるGoogle Playの決済システムおよびアプリ内の決済システムに「サードパーティの決済手段」を認めると発表しました。

Google Developers Korea Blog: Enabling alternative billing systems for users in South Korea
https://developers-kr.googleblog.com/2021/11/enabling-alternative-billing-in-korea-en.html

2021年8月31日、Google PlayやApp Storeの決済手段がGoogle・Appleそれぞれのものに限られていることが「独占的である」と見なされたことから、韓国が「アプリ市場の運営者による独占的な決済システムの強要」を禁止する法案を可決。これにより、GoogleおよびAppleは自社以外の決済手段を認める必要が生じました。

GoogleやAppleのアプリストアを規制する法律が韓国で可決、独占的な支払いシステムの強要が禁止に - GIGAZINE


そして2021年11月4日、Googleは開発者向けブログにおいて「韓国のユーザー向けに、Google Playおよびアプリ内の決済システムに代替の決済手段を追加するオプションを提供する」と発表。この変更により、以下のようにアプリ内の決済手段にGoogle Play以外の選択肢が表示されるようになるとのこと。


Googleは「今後数週間から数か月以内に、セキュリティおよびユーザーの本人確認を行う手順、ユーザーエクスペリエンス構築のためのガイドラインなど、開発者向けの実装の詳細を共有します」と述べました。

Googleはまた「代替の決済システムでは、ペアレンタルコントロールなど、Google Playの決済システムと同等の保護や支払いオプション、機能が提供されない場合があります。2021年だけでも、韓国では150万人以上のユーザーがPlayギフトカードを使用しています。 また、韓国では1200万人以上のユーザーがPlayポイントに登録しており、これらのアカウントには代替の決済システムでは利用できないポイントが合計200億ポイント以上蓄積されています。韓国の消費者はこれらの機能を評価しており、消費者が望む限り、我々はGoogle Playの決済手段という選択肢を提供し続けることが重要だと信じています」と述べました。

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in モバイル,   ネットサービス, Posted by log1p_kr

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