ハードウェア

Appleのホームハードウェア責任者がスマートリングメーカーのOuraに移籍


AppleでHomePodやApple TVなどの開発を担うホームハードウェア部門の責任者を務めていたブライアン・リンチ氏が、スマートリングメーカーのOuraへ移籍したことが明らかになりました。

Apple’s Head of Home Hardware Leaves for Smart Ring Maker Oura - Bloomberg
https://www.bloomberg.com/news/articles/2026-03-17/apple-s-head-of-home-hardware-leaves-for-smart-ring-maker-oura


Apple's Head of Home Hardware Leaves for Smart Ring Maker Oura - MacRumors
https://www.macrumors.com/2026/03/17/apple-home-hardware-lead-departs/

Appleは近年、スマートホーム技術への本格的な進出を進めていますが、AI統合版の強化版Siriの開発が大きく遅れていることなどを理由に、スマートディスプレイなどのデバイスは繰り返し販売延期となっています。スマートディスプレイは早ければ2026年9月に登場する見込みで、高度なホームセキュリティや自動化センサーを搭載した卓上ロボットは2027年に発売される予定とされています。

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リンチ氏はAppleに20年以上勤務し、2022年からはホームデバイス担当シニアディレクターを務めており、新デバイスのハードウェア面を統括していました。しかし、スマートリングメーカー・Ouraのトム・ヘイルCEOは2026年3月17日に、リンチ氏がAppleを退社してOuraにハードウェアエンジニアリング担当シニアバイスプレジデントとして入社したとメディアに語りました。

Apple関連のニュースを扱うMacRumorsによると、Ouraはここ数年でAppleから数名の従業員を引き抜いているとのこと。2025年にはAppleのヘルスケアチームからリッキー・ブルームフィールド氏を最高医療責任者として迎え入れており、Ouraのデザイン責任者を務めるミクル・シルヴァント氏はかつてAppleのデザイン部門に所属していたそうです。


リンチ氏の移籍についてBloombergは「Appleにとってリンチ氏の退任は、スマートホーム市場で苦戦を強いられている同部門に新たな混乱をもたらすはずです。Appleは長年この分野で、新製品、新機能、サードパーティーのサポートにおいて大きく後れを取っています」と指摘しました。

Appleはユーザーインターフェース(UI)デザインチームを率いてきたアラン・ダイ氏が退社してMetaに移籍していたり、Appleシリコンの開発を主導したジョニー・スルージ氏が退社を真剣に検討していると報道されたりと、人材流出が続いています。さらに、Appleの元AI責任者であるジョン・ジャンナンドレア氏やAppleの法務顧問も2026年後半に退任予定と報じられています。

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メディアの取材に対し、Appleの広報担当者はコメントを控えました。

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in ハードウェア, Posted by log1e_dh

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