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Amazonがオープンソースデータベース「DuckDB」の開発元DuckLabsを買収、DuckDBは引き続きオープンソースのまま


Amazonがオンライン分析処理(OLAP)に特化したオープンソースの高性能組み込み型SQLデータベース管理システムであるDuckDBの開発を主導するDuckLabsを買収する最終契約を締結したと発表しました。

AWS to acquire DuckLabs, the company behind DuckDB
https://www.aboutamazon.com/news/company-news/aws-ducklabs


AWS and DuckLabs: Building the future of analytics together | AWS Big Data Blog
https://aws.amazon.com/jp/blogs/big-data/aws-and-ducklabs-building-the-future-of-analytics-together/

Amazon傘下のAWSとDuckLabsは2024年から協力関係を築いてきました。Amazonは今回買収したDuckLabsを、「DuckLabsは世界トップクラスのデータベースエンジニアリングの専門知識と、開発者に愛されるソフトウェア開発の実績を有している」と評しています。両社が協力することで、AWSのアナリティクスをより高速かつシンプルかつコスト効率の良いものにすることで、顧客にとってより使いやすいツールを提供してきたそうです。

AmazonによるDuckLabsの買収が完了すると、オランダのアムステルダムを拠点とするDuckLabsチームはAWSに加わることとなります。DuckDBを創設し、DuckLabsを共同設立したハネス・ミュールアイゼン氏とマーク・ラースウェルト氏は、引き続きチームを率い、オープンソースプロジェクトの技術的な方向性を担うこととなります。DuckDB自体は、独立したDuckDB Foundation(DuckDBを管理する非営利団体)が管理し、引き続きMIT Licenseのオープンソースソフトウェアとして提供される予定です。


DuckLabsもAmazonによる買収をアナウンスしています。

DuckLabs – DuckLabs to Join AWS, Projects to Remain Open Source
https://ducklabs.com/news/2026/08/26/ducklabs-to-join-aws


DuckLabsチームはアムステルダムに留まり、DuckDB・DuckLakeQuackや、より広範なコミュニティに関する活動を継続予定です。DuckLabsはAmazonに買収されAWSに参加することについて、「このテクノロジーをより多くの開発者や組織に提供し、私たち単独では実現が難しかった規模でアイデアを追求するためのリソースと影響力を得ることができます」と語っています。

DuckDBは公式X(旧Twitter)アカウント上でもAWSへの参加についてアナウンスしており、「本日、DuckLabsはAWSに参加します。この移行は9月初旬までに完了する予定です。AWSへの参加により、DuckLabsはDuckDB・DuckLake・Quackプロトコルを、はるかに多くの開発者や組織に提供するためのリソースとリーチを得ることができ、DuckLabsだけで達成するのは難しかった規模でアイデアを追求できるようになります。DuckLabsチームはアムステルダムにそのまま残り、AWSの子会社としてDuck Stackコミュニティのために働き続けます。最も重要なのはDuckDBおよびDuck Stackの他のオープンソースコンポーネントが、MITライセンスの下で引き続き無料でオープンソースのまま提供され、非営利のDuckDB Foundationがプロジェクトの管理を継続することです。これはDuckLabsとDuck Stackコミュニティにとって重要な瞬間です。私たちが非常に誇りに思う一章の終わりを告げ、DuckDBをはるかに前進させるであろうもう一つの章の始まりを意味します」と投稿しています。


この投稿にAWSのマット・ガーマンCEOは、「AWSへようこそ、ハネス、マーク、そしてDuckLabsチーム。DuckDBは開発者がデータとどのように作業するかを変えました。どこでも動作し、速く、ただ動くからこそ人々が手に取るのです。DuckDBはDuckDB Foundationのもとで無料かつオープンソースのままです。これからの展開にワクワクしています」と反応しています。


GeekWireはAmazonによるDuckLabsの買収について、「この買収はAmazonが主力クラウドストレージサービスであるAmazon S3を顧客がデータを単に保存する場所ではなく、分析する場所へと変革しようとする広範な取り組みに合致します。これにより、Amazonはクラウドストレージに保存されたデータに対して直接動作する高速かつ軽量な分析ソフトウェアの開発経験を持つチームを獲得することになります」「この変化は、保存されたデータの上にコンピューティングおよびガバナンス層を提供するSnowflakeやDatabricksといった企業にプレッシャーを与えています。両社ともAWSの主要パートナーであると同時に競合企業でもあり、多数の顧客がAmazonのクラウド上で稼働しています。AIの登場により、企業がクラウドに保管するデータ量と分析コストの両方が上昇し、競争は激化しています。AmazonはDuckDBがAIエージェントに最適だと述べています。AIエージェントは、人間がデータを調べるのとほぼ同じように、少量のデータを試したり実験したりしてから、何が必要かを決定するからです」と報じています。

Amazon to acquire DuckLabs, adding the team behind DuckDB amid broader shakeup in cloud data – GeekWire
https://www.geekwire.com/2026/amazon-acquires-ducklabs-adding-the-team-behind-duckdb-amid-broader-shakeup-in-cloud-data/


The Registerは「AWSが以前からDuckLakeのファンだった」と報じており、AWSの副社長兼主席エンジニアであるアンディ・ウォーフィールド氏が過去にDuckLakeの発表に「非常に興奮していた」と指摘しています。ウォーフィールド氏はThe Registerのインタビューの中で、DuckLakeについて「広くチーム間で共有され、皆が試用しています。間違いなく人々の想像力を掻き立てています」と語っていました。

AWS buys DuckLabs, the people behind the popular in-process OLAP database
https://www.theregister.com/databases/2026/08/26/aws-buys-ducklabs-the-people-behind-the-popular-in-process-olap-database/5292590

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in ソフトウェア, Posted by logu_ii

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