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ASUSがスマートフォン開発を無期限休止することを明らかに、今後はノートPCとAI分野に注力


2026年1月16日にASUSが台湾の台北南港展覧センターで開催した2025年末感謝パーティーで、ジョニー・シー(施崇棠)董事長がASUSのスマートフォン開発を一時休止し、研究開発リソースを商用PCとAI分野に全面的にシフトすると発表しました。

施崇棠親口證實:「華碩未來不再增加手機新機種」研發全面轉向實體 AI - INSIDE
https://www.inside.com.tw/article/40522-asus-phone-nomore


Asus confirms its smartphone business is on indefinite hiatus - Ars Technica
https://arstechnica.com/gadgets/2026/01/asus-confirms-its-smartphone-business-is-on-indefinite-hiatus/

ASUSはハイエンドスマートフォンブランドの「Zenfone」シリーズやゲーマー向けのハイスペックスマートフォンブランドの「ROG Phone」シリーズを展開しています。しかし、シー董事長はメディアの質問に対し、「ASUSは今後、スマートフォンの新モデルを発表しない」と明言しました。

ただし、シー董事長は、既存のブランドスマートフォンユーザーを今後も継続してサポートしていく意向を明確に示しており、スマートフォン事業全体が完全に終了する予定ではない模様。具体的なサポート体制については現在検討中であると述べられていますが、既存のデバイスに対するアップデートは提供され続ける見通しです。

テクノロジー系メディアのArs Technicaは「Zenfoneシリーズは、競合機種よりもわずかに小型で低価格という点が売り文句だったものの、ASUSのサポートとアップデートポリシーは市場リーダーから大きく後れを取っていた」「最新機種のROG Phone 9 Proは1200ドル(約19万円)からという極めて高い価格設定だったが、特定のコアユーザー層以外に広く普及させるにはコスト負担が大きすぎた」と指摘。カメラやエコシステムの面でAppleやSamsungといった大手ブランドに対抗することが困難だという判断があったのではないかと推測しています。


シー董事長はスマートフォン開発の一時休止を宣言するとともに、「研究開発のリソースは商用PCと物理AIに移行されます」とも語りました。台湾メディアのInsideは、この「物理AI」とは「AIロボット&ロボティクス」と「AIスマートグラス」という2つの主要な分野への取り組みを意味していると指摘しています。スマートフォン部門が持つQualcommプラットフォームでの開発経験は、Snapdragon Xプラットフォームを基盤とする商用ノートPCなどの開発において、高い技術的継続性を持って活かされる見込みです。


ASUSの経営状況自体は好調で、2025年の売上高は前年比で26.1%の増加を記録し、AIサーバー事業は100%の成長、つまり倍増を達成しています。ASUSは今回の決断を、「AI時代における再生に向けた戦略的な資源の再配置」と位置付けています。

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in ハードウェア,   スマホ, Posted by log1i_yk

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