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フォルクスワーゲンがGrapheneOSで利用不能に、API変更でサードパーティモジュール全般が機能停止


フォルクスワーゲンは公式アプリと連携することで、走行距離を確認したり乗車前にエアコンをオンにしておいたりと、スマートフォンから便利な操作をすることができるほか、フォルクスワーゲンのAPIを使用することで、充電ソリューションの設定やサードパーティアプリからの車両制御などが可能です。しかし、フォルクスワーゲンがAPIの認証フローを変更したことでサードパーティソフトウェアのほとんどがログイン不可になったほか、セキュリティ特化型OSの「GrapheneOS」でアプリを使用できなくなったとして、ユーザーからの不満が集まっています。

Volkswagen App - GrapheneOS Discussion Forum
https://discuss.grapheneos.org/d/35949-volkswagen-app

フォルクスワーゲンは2026年5月後半にAPIを変更し、ユーザーがサードパーティツール経由でデータにアクセスできないようにしました。ドイツのオンラインニュースサイト・heise onlineが報じた内容によると、車両制御や監視システム、自動充電プロセスによく用いられていた「Home Assistant」のようなサードパーティ製モジュールは各自動車メーカーのAPIにアクセスし、車両所有者のデータをリアルタイムで照会できるようになっていましたが、この認証フローがひっそりと無効化されていたとのこと。

フォルクスワーゲンは2026年4月2日に「次世代車両インターフェースへの移行を進めている」と発表しており、その一環として外部アクセス用の旧ブランドアプリインターフェースが閉鎖されています。この変更により、正規アプリ以外からのアクセスや、Play Protect認証を満たさない環境での利用が制限された可能性があります。2026年5月26日の時点で、有効なログイン情報を使用してもログインできるのはフォルクスワーゲンのウェブサイトと、iPhone/Androidの公式アプリのみとなっていました。

サードパーティ製ソフトウェアからフォルクスワーゲンにアクセスできなかったことは、さまざまなユーザーコミュニティや技術コミュニティで話題になっていました。当初はクラウドサービスの一時的な障害だと考えられていましたが、後に、フォルクスワーゲンが新しい開発者向けインターフェースへ移行し、従来のAPIを廃止する方針であることが分かりました。


同様のトラブルは、セキュリティ特化型OSのGrapheneOSでも発生したことがユーザコミュニティで報告されていました。GrapheneOSは不要なプリインストールアプリ(ブロートウェア)を極力排除したりリスクのある機能を無効化したりといったカスタムを施したAndroidベースのOSで、セキュリティ性能の高さを特徴としています。

GrapheneOSは「Google Play開発者サービス」など通常のAndroidで必須とされるGoogleのアプリなしでもアプリが動作します。フォルクスワーゲン公式アプリもGoogleのアプリなしで動作していたのですが、いつのまにか動作しなくなりました。ただ、必要と思われるアプリを全て入れた状態でも動作しないという報告があるため、原因は別のところにあるようです。

GrapheneOSユーザーがフォルクスワーゲンにトラブルの状況を端末情報と合わせて問い合わせたところ、「お客様がご利用のアプリケーションは、フォルクスワーゲンの公式製品ではありません。そのため、このサードパーティ製アプリケーションに関するご質問や問題については、残念ながら技術サポートを提供できません。技術移行の一環として、アクセスは文書化され標準化されたインターフェースに段階的に移行されています」と回答されました。また別のユーザーは、「フォルクスワーゲンアプリのご利用は、iOSデバイスおよび対応OSバージョンのAndroidデバイスのみでサポートされていますのでご注意ください。GrapheneOSなどの代替OS、いわゆるカスタムROMがインストールされているデバイスでは、フォルクスワーゲンアプリの機能に制限が生じたり、機能が利用できなくなる場合があります。これらのシステムは、フォルクスワーゲンAGがフォルク​​スワーゲンアプリ向けにサポートしているアプリケーション環境の一部ではないため、残念ながらこのような場合、技術サポートを提供することはできません」というメッセージを受け取ったと報告しています。


また別のユーザーは、デバイスがPlay Protect認証済みであるかどうかを確認するようフォルクスワーゲンから言われたそうです。GrapheneOSはこの認証を取得していません

フォルクスワーゲンがAPIを変更したことや、公式アプリがGrapheneOSなど代替OS環境で利用できなくなった件は、ユーザーコミュニティで大きな議論を巻き起こしました。ソーシャルニュースサイトのHacker Newsでは「GrapheneOSのブロックだけではなく、フォルクスワーゲンはPlay Protect認証を受けていないものすべてに対してAPIを完全にロックしました。つまり、コミュニティ主導のプロジェクトを通じて実現できた素晴らしい機能はすべて、もはや実現不可能になってしまったのです。フォルクスワーゲンのアプリは60%が広告、30%が機能といった感じで、ネイティブ機能は使いにくいものが多く、あらゆることにHome Assistantとの接続を使う方がずっと良いと感じていました。私を含め一部の人にとっては、有料のAPIを利用できることは魅力的な点でした」と語っています。

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in ソフトウェア, Posted by log1e_dh

You can read the machine translated English article Volkswagen vehicles become unusable with….