レビュー

ノートPCモードとデュアルスクリーンモードを切り替えて使用できるASUSのデュアルディスプレイノートPC「Zenbook DUO UX8407」は外出先の作業に適しているかベンチマークや騒音・排熱で計測してみたよレビュー


ASUSが2026年4月16日に日本向けに販売開始した「ASUS Zenbook DUO UX8407」は、ノートPCスタイルからキーボードを取り外して「折りたたみ式デュアルディスプレイ+ワイヤレスキーボード」のスタイルに切り替えられます。ディスプレイを変形させてモード切替が可能なことに加えて、Intel Core Ultra X9 388H搭載で高性能AI処理も可能なスペックでありながら重量は約1.6kgと持ち運びもしやすいノートPCとなっているため、実際に持ち運んで作業するのに適しているのかベンチマークやバッテリーを計測した上で負荷を上げた時のファン音や温度を計測してみました。

ASUS Zenbook DUO (UX8407)|個人向けノートPC|ASUS日本
https://www.asus.com/jp/laptops/for-home/zenbook/asus-zenbook-duo-ux8407/

UX8407の外観やモード変形の様子は以下の記事を見るとよく分かります。

キーボードを取り外してデュアル有機ELタッチディスプレイに変形するASUSのIntel Core Ultra X9搭載ノートPC「Zenbook DUO UX8407」フォトレビュー - GIGAZINE


まずはCPU・GPUベンチマークの定番ソフト「Geekbench 6」をインストールしました。UX8407でGeekbench 6を開いた画面は以下の通りで、システム情報が記載されています。UX8407はメモリが32GB、CPUが「Intel Core Ultra X9 388H」で、ストレージは1TB。OSはWindows 11 Home(64ビット版)です。「Run CPU Benchmark」をクリックしてCPUの計測を開始。


CPUベンチマークを実行した結果、シングルコアのスコアは3023、マルチコアのスコアは1万7330でした。


シングルコアのベンチマーク結果詳細はこんな感じ。


マルチコアのベンチマーク結果詳細はこんな感じです。


次に、Geekbench 6でGPUを計測します。APIを「OpenCL」に選択して「Run GPU Benchmark」をクリック。


OpenCLのGPUベンチマークスコアは5万3609でした。


スコア詳細はこんな感じ。


次に、APIをVulkanに変更して「Run GPU Benchmark」をクリックして計測。


Vulkanのベンチマークスコアは4万8470でした。


スコア詳細は以下の通り。


続いて、CPU・2D・3D・メモリ・ディスクの項目ごとに計測できる「PassMark PerformanceTest」でもテストしました。インストールして起動したら「RUN BENCHMARK」をクリックして計測開始。計測には10分程度かかります。


計測した結果、総合スコアは8484で、数字が大きいほど上位となるパーセンタイルは73%。


PC全体のグラフで総合スコアを見たところ、「ハイエンド級の下の方」に位置していました。


CPUベンチマークのスコアは3万7807で、パーセンタイルは87%。グラフでもハイエンド級の中位程度と高いパフォーマンスを発揮できることがわかります。


2Dグラフィックスベンチマークのスコアは588。パーセンタイルは43%でグラフでもミドル級の中位程度と、2Dグラフィックスは他項目に比べて苦手な様子。


3Dグラフィックスベンチマークのスコアは7073でパーセンタイルは39%と、低めの計測結果でした。


メモリベンチマークのスコアは4099でパーセンタイルは99%とかなり高い結果になりました。


ディスクベンチマークのスコアは4万1324でパーセンタイルは86%と、こちらもかなり高い数値を記録しています。


次に、持ち運んで使用する場合にバッテリーがどれだけ長持ちするかテストしてみました。画面の明るさを最大にして、画面スリープをオフに設定。そして、YouTubeライブを「音量50%」で流しっぱなしにしてどれくらい連続で稼働できるか計測してみます。計測開始は23時29分。


画面が消灯したのは7時31分でした。約8時間連続稼働できたことになります。


次に、キーボードを取り外して折りたたみのデュアルディスプレイをフルで使う「デスクトップモード」で同じ計測をしてみました。計測開始は23時3分。


画面が消灯したのは6時9分と、約7時間連続稼働しました。今回の計測では、デュアルディスプレイを使用した場合はノートPCモードより1時間早くバッテリー残量がなくなりました。


次に、負荷試験ソフト「BurnInTest」で負荷をかけた状態でファン音を計測しました。以下はノートPCモードを使用している時の耳元あたりに騒音計を設置してみた様子で、34.7dBでした。


排気ファンの近くに騒音計を設置した場合は46.4dbでした。騒音規制法に関する環境省の資料(PDFファイル)で示されている「区域ごとの工場等の騒音規制基準値」では、静かな環境では昼までは45~50db、夜間では40~45dbの範囲に抑えるように定められています。UX8407では負荷の高い作業中でも、周りから「PCの音がうるさい」と思われる心配はほとんどなさそうです。


また、室温約22度の部屋で約30分のブラウジングをした後に15分の負荷試験をした際の温度をサーモカメラ「FLIR ONE Pro」で測定してみました。最も熱いモニター部分で29.9度、キーボード部分も28.5度と、触っても「ほんのりあたたかい」という程度です。


PCの裏面は36.2度、PCが置かれていた机は28.6度と、そこまで熱くなっていませんでした。


キーボードを取り外してデュアルディスプレイにしたところ、キーボードの下側のディスプレイは32.4度と、キーボードよりも熱くなっていました。


その他、UX8407の主なスペックは以下の通りです。

OSWindows 11 Home 64ビット
CPUIntel® Core Ultra X9 Processor 388H 2.1 GHz (18MB Cache, up to 5.1 GHz, 16 cores, 16 Threads); Intel NPU up to 50TOPS
グラフィックスインテル Arc グラフィックス (CPU内蔵)
AI機能Intel NPU up to 50TOPS
ディスプレイ14.0型, OLED(有機EL)2,880×1,800ドット, リフレッシュレート144Hz, 1000nits HDR peak brightness, タッチパネル搭載
メインメモリ32GB LPDDR5X
ストレージSSD 1TB(PCI Express 4.0 x4接続 NVMe/M.2) 


Zenbook DUO UX8407は2026年4月16日から日本向けに発売しており、ASUS公式ストアの価格は49万9800円です。

ASUS Zenbook DUO おすすめ2画面ディスプレイノートPC|Windows11|3K有機EL×2|Core Ultra X9|ASUS Store【公式】 | ASUS Store [JAPAN]
https://store.asus.com/jp/90nb16v1-m00cz0-asus-zenbook-duo-ux8407-copilot-pc.html

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in ハードウェア,   レビュー, Posted by log1e_dh

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