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モトローラが新型スマホ「Edge 20/20 Pro/20 Lite」の3モデルを発表


Motorola(モトローラ)が新型Androidスマートフォンとなる「Edge 20」「Edge 20 Pro」「Edge 20 Lite」の3モデルを発表しました。ハイエンドモデル「Edge 20 Pro」、ミドルレンジモデル「Edge 20」、エントリーモデル「Edge 20 Lite」のすべてがトリプルカメラを搭載しています。

Motorola Edge 20, 20 Pro, 20 Lite announced - GSMArena.com news
https://www.gsmarena.com/motorola_edge_20_20_pro_20_lite_announced-news-50300.php

The new Motorola Edge 20 Pro is an affordable flagship with a 144Hz display, 108MP camera | Android Central
https://www.androidcentral.com/motorola-edge-20-pro-affordable-flagship-108mp-camera

Motorola Edge 20 series brings a trio of Android phones - 9to5Google
https://9to5google.com/2021/07/29/motorola-edge-20-launch-price/

Motorola Edge 20, Edge 20 Pro, and Edge 20 Lite make global debut - The Verge
https://www.theverge.com/2021/7/29/22599860/motorola-edge-20-pro-lite-camera-5g-global-launch

Motorola Edge 20 release date, price, specs, 5G and more | Tom's Guide
https://www.tomsguide.com/news/embargo-3pm-uk10am-eastern-motorola-edge-20-release-date-price-specs-5g-and-more

ハイエンドモデルとなる「Edge 20 Pro」は、144Hzのリフレッシュレートに対応した6.7インチOLEDディスプレイを搭載しています。トリプルカメラはSamsungの1億800万画素カメラセンサーである「ISOCELL HM2」と、1600万画素の超広角センサー、そして最大5倍の光学ズームに対応した800万画素のペリスコープセンサーで構成されており、最大8K・24fpsのムービーを録画可能。チップセットはQualcommのSnapdragon 870を採用しており、メモリ(RAM)は12GB、ストレージは256GBとなります。バッテリーは30Wでの急速充電に対応しており、容量は4500mAh。


ミドルレンジモデルの「Edge 20」も、Edge 20 Proと同じ144Hzのリフレッシュレートに対応した OLEDディスプレイを搭載。こちらもメインカメラはトリプルカメラとなっており、ISOCELL HM2と1600万画素の超広角センサーはEdge 20と同じものを採用しています。ただし、ペリスコープセンサーは800万画素という点は同等ですが、光学ズームは最大3倍までとなっています。チップセットはSnapdragon 778Gを採用しており、RAMは8GB、ストレージは128GBです。バッテリーは30Wでの急速充電に対応した4000mAhのもの。


エントリーモデルとなる「Edge 20 Lite」は、90Hzのリフレッシュレートに対応した6.7インチのOLEDディスプレイを搭載。Edge 20 Liteもメインカメラはトリプルカメラで、構成はISOCELL HM2と800万画素超広角センサー、200万画素の深度センサー。チップセットはMediaTekのミドルレンジ5Gスマートフォン向けの「Dimensity 720」を採用しており、RAMは6GB、ストレージは128GB。バッテリーは30Wでの急速充電に対応しており、容量は3モデルの中で最も大きな5000mAhです。


3モデルともOSはAndroid 11にモトローラ独自のUXスキンである「My UX」を適応したものとなっており、スマートフォンを外部ディスプレイに接続することでPCライクに操作できる「Ready For」にも対応しています。

この他、Edge 20 ProとEdge 20は本体側面部分に指紋センサーを搭載しており、生体認証機能が利用可能です。3モデル共通でディスプレイの解像度は1080pとそれほど高くないというのも特徴となっています。また、すべてのモデルが防水防塵性能IP52相当となっており、完全な水没に耐えられません。

本体カラ―はEdge 20 ProとEdge 20が3色展開、Edge 20 Liteが2色展開です。


販売価格は「Edge 20 Pro」が699.99ユーロ(約9万1000円)から、「Edge 20」が499.99ユーロ(約6万5000円)から、「Edge 20 Lite」が349.99ユーロ(約4万6000円)からとなります。3モデルはすべて2021年8月後半に発売予定で、ヨーロッパ、ラテンアメリカ、アジアで販売予定ですが、記事作成時点ではアメリカでの販売計画はないそうです。なお、アメリカでは今回発表したEdge 20シリーズとは異なる「5G Edge」シリーズを発売する予定とのこと。


なお、今回の発表に際してMotorolaは新モデル3機種について「1度のOSアップグレードと、2年間のセキュリティアップデートを提供する」と発表したため、ユーザーからは「あまりにもアップデートの提供期間が短い」と不満の声が上がりました。そのため、Android関連メディアのAndroid Policeは「Motorolaはソフトウェアアップデートをコア製品の一部とはみなしておらず、顧客の保護も販売している製品の一部とみなしていないようだ」と痛烈に批判しています。なお、ユーザーからの批判の声を受け、Motorolaは「2度以上のOSアップデートと2年以上のセキュリティアップデートを約束する」と改めて声明を出しています。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

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