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暗号資産のレバレッジ取引の上限倍率を20倍に引き下げることを業界上位2社の取引所「Binance」と「FTX」が発表


世界最大の暗号資産取引所「Binance」と世界2位の「FTX」は、100倍を超える高倍率なレバレッジ取引が可能であることを大きな特徴としていました。そんな両社が、レバレッジ取引の上限倍率を20倍に引き下げることを2021年7月に相次いで発表しました。

Binance Margin to Delist AUD, EUR & GBP Pairs | Binance Support
https://www.binance.com/en/support/announcement/0bb891ff23a1463b95851f76a1ad329f

Binance, FTX slash crypto leverage after NYT report on margin trading
https://protos.com/crypto-leverage-binance-ftx-margin-trading-nyt-report/

暗号資産の取引方法はいくつか存在します。その中でレバレッジ取引とは、口座に預けた証拠金を担保に証拠金の何倍もの金額を取引することを可能にする取引形態のことを指します。このレバレッジ取引における上限取引倍率は暗号資産取引所によって異なり、Binanceでは上限125倍、FTXでは上限101倍と、高い倍率でのレバレッジ取引が可能になっていました。


しかし、日本時間の2021年7月25日にFTXのサム・バンクマン・フリードCEOが自身のTwitterアカウントに「証拠金取引は効率的な経済システムにとって不可欠です。しかし、何事にも限界があります」というツイートから始まるレバレッジ取引に関する連続ツイートを投稿しました。


一連のツイートの中でバンクマン・フリード氏は、多くの暗号資産取引所で20倍を超える高倍率なレバレッジ取引が行われていることや高倍率なレバレッジ取引に関する議論が活発に行われていることに言及。そして「私たちは最初の一歩を踏み出します。本日、FTXから高倍率なレバレッジ取引を削除します。上限倍率は20倍に制限されます」と述べ、FTXにおけるレバレッジ取引の上限倍率を20倍に引き下げることを発表しました。


さらに、バンクマン・フリード氏による一連のツイートの後、Binanceのチャンポン・ジャオCEOが自身のTwitterアカウントで「Binanceは2021年7月19日から新規ユーザーのレバレッジ取引の上限倍率を20倍に引き下げています」「上限倍率の引き下げは、今後数週間以内に既存ユーザーにも適用されます」と述べ、BinanceもFTXと同様にレバレッジ取引の上限倍率を20倍に引き下げる計画を実行中であるとアピールしています。


加えてBinanceはオーストラリアドル、ユーロ、ポンドを用いた証拠金取引の停止を現地時間の2021年7月26日に発表しました。暗号資産関連メディアのProtosは「世界中の規制当局が暗号資産取引所への監視を強化しています。特に、Binanceはここ数週間以内にイギリス・ケイマン諸島・マルタ・日本の規制当局から警告を受けています」と述べ、FTXとBinanceが相次いでレバレッジ取引の上限倍率を引き下げた理由は、当局からの規制を回避するためだと指摘しています。

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in メモ, Posted by log1o_hf

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