ウェブアプリ

Twitterがお天気情報について気象専門家と直接やりとりできる新サービス「Tomorrow」をスタート


Twitterが気象の専門家と協力して天気ニュースサービス「Tomorrow」を開始しました。Tomorrowは気象学者のエリック・ホルトハウス氏を中心とした18人の気象学者で構成された専門家チームと、ローカルの気象情報についてダイレクトにやりとりできるというもの。Twitterは気象災害時などに利用が増加するため、ローカルな気象情報についてリアルタイムで情報を得られたり、専門家と直接やりとりしたりできるTomorrowは多いに役立つと考えられています。

Twitter to launch local weather news service - Axios
https://www.axios.com/twitter-holthaus-tomorrow-weather-meteorologists-6ca8692a-112c-45a4-92f2-3fae5ea813f0.html

Twitter Launches Paid Weather News Service as it Moves into Subscription Content | Social Media Today
https://www.socialmediatoday.com/news/twitter-launches-paid-weather-news-service-as-it-moves-into-subscription-co/601086/

Twitter launches 'Tomorrow' local weather news service in U.S.
https://www.ithinkdiff.com/twitter-tomorrow-local-weather-news/

Twitterはサービスを収益化すべくサブスクリプションサービスの提供に力を入れていますが、Tomorrowも新たなサブスクリプションサービスの1つ。2021年6月1日(火)に北米の16都市でサービスがスタートしており、記事作成時点では以下の機能が有効になっています。

・気象学者チームに天気や気象情報について無制限に質問でき、必ず回答がもらえる機能。
・ノーカットインタビューを含む、メンバー限定のメールマガジン。
・ポッドキャストや長編コンテンツへの早期アクセス権。
・Tomorrowグッズの割り引きやその他会員限定特典
・全会員の収益の1%が環境のための組織を支援することに使われるという確約。

Tomorrowは以下からアクセスできます。

Tomorrow
https://www.tmrw.is/


ホルトハウス氏はTwitterでTomorrowについて「天気は、私たちみんなを1つにするものです。あなた方がTomorrowに参加できることにとてもわくわくしています」とコメントしました。


Twitterの製品部門ヴァイスプレジデントであるマイク・パーク氏によると、Twitterではハリケーンや洪水、火事といった出来事に関連して会話数が増加するとのこと。ホルトハウス氏も、「ハリケーン・サンディが発生した時、1週間のうちでフォロワーが5000人から1万5000人に増加しました」とコメントしており、災害時の避難について緊急で答えを求めている人からDMが届くような状況があることから、「人々が必要とするタイミングで気象情報を平易な言葉で説明したいと思っています」と述べています。

Tomorrowのメンバーシップは月額10ドル(約1100円)から。ホルトハウス氏は、2022年までには「Twitterの使用頻度が高いが、精度の高い気象サービスが存在しない」インドやブラジルを始めとする国々にもサービスを広げたいと考えているとのことです。

この記事のタイトルとURLをコピーする

・関連記事
台風情報と各地の災害情報をブラウザ上で視覚的にわかりやすく表示する「台風リアルタイム・ウォッチャー」 - GIGAZINE

世界初の30秒更新&10分後までの天気予報をリアルタイムで伝えてくれる「超高速降水予報」が登場 - GIGAZINE

Googleが「瞬時に天気予測が可能なシステム」を開発 - GIGAZINE

台風による風の流れや雲・雨・気圧などの変化とその予測がよくわかる「Windyty」 - GIGAZINE

全国の雨の状況が1分ごとにリアルタイムで見られる「XバンドMPレーダ雨量情報」 - GIGAZINE

in モバイル,   ソフトウェア,   ウェブアプリ, Posted by darkhorse_log

You can read the machine translated English article here.