2日で1200万回も再生された元NASAエンジニアによる庭一面の「リスの障害物コース」のムービー
アメリカやカナダでは庭先に野鳥用の餌箱を設置するという文化が存在します。自宅の庭先に設置した餌箱がリスに荒らされまくったという元NASAのエンジニアが「リス用の障害物コース」を設置。障害物コースを作成する過程や、実際にリスがコース内を駆け巡る様子などを収めたムービーが公開後2日で1200万再生という大きな反響を呼んでいます。
Backyard Squirrel Maze 2.0- The Walnut Heist - YouTube
野鳥用の餌箱を襲撃するリスのために障害物コースを作成したのは、NASAのCuriocity開発チームやAppleの製品デザイナーで働いた経歴を持つYouTuberのマーク・ローバー氏。
ローバー氏の庭先にある餌箱では、かつては餌をついばむ野鳥の姿を観察できました。
しかし、餌箱の存在を知ったリスが来襲し、餌を勝手に食べるように。
時には餌箱に体重をかけて落下させてしまうことすらありました。
そんなわけで、ローバー氏は元NASAエンジニアという技術力を生かして……
庭中に障害物コースを張り巡らせ、餌箱を守ることにしました。
餌箱の下部には、景品としてクルミがたっぷり入った木製金庫を設置。
ちなみに中身がクルミなのは、事前調査でリスが好むナッツがクルミだと判明したため。
障害物コースの最初の関門はナッツ食べ放題コーナー。アイスクリームカウンターを模した容器にナッツがたっぷり入れられていますが、これは罠。ここからナッツを食べてしまうと……
横の扉からヌイグルミの警備員が登場するという仕掛け。
この食べ放題コーナーを抜けると、くるくる回転する不安定な細い棒の足場があります。
この足場の次は、リスの重みで前に進むヘリコプター。
さらに、「一定時間乗っていると消滅する」という2Dアクションゲームあるあるな足場。
続くエレベータールームは、リスがボタンを押すと……
上からハシゴが降りてくるという仕掛け。
このハシゴは屋根上に設けられた迷路につながっています。
迷路を抜けると、スパイ映画あるあるな「赤外線センサーが張り巡らされた部屋」を再現した小部屋に。
この小部屋を抜けた足場が、最後の金庫の足場に飛び乗れる唯一の台座。
全ての障害物を突破したリスが金庫を触ると……
中身のクルミがザラザラザラーっと出てきます。
クルミが出てくる際にリスは驚いて逃げ出してしまいますが、同時に金庫前に戻るための仕組みも開放されるので……
制覇者は心ゆくまでクルミ祭りを楽しめます。
なお、これら全ての障害物には、リスが閉じ込められた場合に備えた非常口が設けられています。
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