レビュー

魔法少女がパンを焼きまくりながら剣と魔法で呪いに立ち向かう「Bread Rondo」プレイレビュー


Domina Gamesのカードゲーム「Blade Rondo」シリーズと、MAGIのボードゲーム「まじかる☆ベーカリー」がコラボレーションした対戦型カードゲーム「Bread Rondo」が2021年4月22日に登場しました。Blade Rondoのルールを基に、「戦いながらパンを焼く」というコンセプトを実現したとのことで、実際に遊んでみました。

Bread Rondo -ブレッドロンド-
https://magical-bakery.com/breadrondo/

Bread Rondoのパッケージはこんな感じ。「魔法が全てを支配する、とある世界のとある国。そこで街一番のパン屋を営んでいたあなたでしたが、うっかり禁断の魔導書を呼んで夢の世界に囚われてしまいました」ということで、パッケージに描かれているのは「まじかる☆ベーカリー」の主人公で、パン屋で働く見習い魔法少女のコロネです。


内容物はルール説明書とパラメータボードが2枚、厚紙製のまごころチップが14枚。


カード44枚と6面ダイスが1つ、赤いストーンが4つ、パラメータ表示用に使う赤・緑・青の10面ダイスが各色2つずつ。


カードは、剣カード・パンカード・呼吸法カード・ソロプレイ用の敵カードの4種類です。


なお、Bread Rondoの剣カード(右)の背面のデザインは、従来のBlade Rondoシリーズの剣カード(左)と違っています。


Bread Rondoの基本的なルールはBlade Rondoとほぼ同じで、攻撃力や防御力を上げながら、毎ターン上がるボルテージをコストにカードを駆使して攻撃を繰り出し、相手のHPを先に0にした方が勝利となります。ただし、Bread Rondoは「パンを焼く」という独自のルールが追加されているのが大きな特徴です。

まずパラメータボードの「ATTACK(攻撃力)」「VOLTAGE(ボルテージ)」「DEFENCE(防御力)」に、それぞれ赤・緑・青の10面ダイスを、0の目を上にして置きます。さらに、ボード下部にあるライフゲージの「10」にストーンを置き、各プレイヤーに「加熱法」と「加護法」のカードを1枚ずつ配ります。


そして、8枚のパンカードを裏向きでシャッフルし、各プレイヤーに裏を向けたまま1枚ずつ配布します。パンカードの裏にはマスが書かれており、左下にある「0」のマスにストーンを置きます。


残りのパンカードと共に、14枚のまごころチップを場の脇に置いておきます。


剣カード24枚をシャッフルし、各プレイヤーに10枚ずつ配ります。プレイヤーは10枚から手札となる5枚を選択します。残りの5枚は使わないのでゲームから取り除きます。本家Blade Rondoでは手札が7枚だったので、Bread Rondoは手札構築の重要性がより高いといえます。


適当な方法で先攻・後攻を決めます。後攻は「鼓動法」のカードを受け取ります。


さらに、後攻は攻撃力を1にし、パンカードのストーンを1つ進めます。これで準備完了です。


手番のプレイヤーはまずボルテージのダイスの目を1つ増やします。


次に、パンカードのストーンを1つ進め、まごころチップを1枚受け取ります。


そして、6面ダイスを振ります。今回は「6」の目が出ました。


手番プレイヤーは、「パンカードのストーンを6面ダイスの目の分だけ進める」か「まごころチップを追加でもう1枚受け取る」かのどちらかを選択します。今回はまごころチップを受け取らず、ストーンを6マス分進めることにしました。


パンカードの処理が終わったら、手札や呼吸法カードを使います。ただし、カードの左上にあるコスト値の合計はボルテージの目が上限となります。ボルテージは毎ターン1ずつ上がっていくので、ゲームが進むごとにコスト値の高い強力なカードを使えるようになります。


例えば4ターン目では、ボルテージは4。コスト1の「加熱法」、コスト1の「白銀の人形使い マリー」、コスト2の「秘鍵の開錠者 クロワ」で、コスト合計は4となります。


なお、魔法攻撃は相手の防御力を無視して攻撃できますが、基本的にダメージは少なめ。物理攻撃は「加熱法」で1ずつ上げられる攻撃力がそのまま相手にヒットしますが、相手の防御力分だけダメージが相殺されます。そのため、相手の防御力を見ながら、魔法攻撃と物理攻撃を使い分けていく必要があります。


また、カードに「LIMITED」と書かれているカードは使ったら捨て札にするカード。つまり1ゲーム中に1回しか使えません。


また、パンカードのストーンがゴールとなる「Baked!」マスに到着すると、「見事にパンが焼き上がった」というわけで……


パンカードを裏返しにします。パンカードにはさまざまな効果があり、プレイヤーを手助けしてくれます。例えば以下の「マフィン」は、「2ダメージの魔法攻撃」もしくは「ライフを2回復」のどちらかを発動できます。なお、パンカードは裏向きのまま配布されているので、プレイヤーはパンが焼き上がるまで、自分が何のパンを焼いているのかはわかりません。


また、パンが焼き上がった時にまごころチップを規定枚数以上持っていれば、「パンを焼くのに大成功した」というわけで、パンカードを90度回転させ、より強力な効果を得ることができます。「マフィン」の場合はまごころチップ7枚以上を持っていれば、「4ダメージの魔法攻撃」か「ライフを5回復」のどちらかを発動可能。ただし、パンカードのほとんどは一度使ってしまうと捨て札となってしまうので、ここぞという使いどころを見極めることが戦略的に重要です。


パンカードはコストが0というのが大きな魅力。もぐもぐ食べればライフが回復するので、ライフが厳しくなった時に使うことで九死に一生を得られることも。


まごころチップを着実に集めていれば強力な攻撃で、不利だった戦況をひっくり返すことも可能になります。


そして、いよいよボルテージが6を超えたタイミングで出されたカードが、相手の現在のライフに等しいダメージ分の魔法攻撃を与える「神速の魔術師 アン」のカード。魔法攻撃は防御力を無視する上に、ダメージがライフに等しいということは……


このカードを出された時点で体力が0になって負けてしまいます。


しかし、この直前にレスポンスカードである「純白の女王 コロネリア」を伏せておけば、アンの攻撃に合わせて一撃死を免れることも可能。「神速の魔術師 アン」は出せばほぼ必勝のカードですが、LIMITEDカードでもあるので一度しか使えません。ボルテージが6に到達したら「相手が『神速の魔術師 アン』を出す可能性があるな……」と考え、レスポンスカードで首の皮1枚をつなげるという戦略もありです。


Bread Rondoの2人対戦は、1ゲームがだいたい15~20分で遊ぶことができ、初心者でも分かりやすいシンプルなルールです。基本的なルールは本家Blade Rondoがベースになっていますが、カード枚数が少なくなった上にカードの効果も異なり、さらにパンカードの存在もあって、Bread Rondoのゲーム性は本家Blade Rondoとかなり違っている印象を受けました。攻撃力と防御力のせめぎ合いだけではなく、「いかにパンを速く焼き上げて攻撃や回復に活用するか」が重要で、まさに「戦いながらパンを焼く」ゲームに仕上がっています。

なお、Bread Rondoにはソロプレイモードもあります。この戦いは「オーブンでパンを焼いている余裕はありません」とのことで、パンカードは使いません。


ソロプレイモードの相手は敵カードで、書かれた行動が自動で処理されます。例えば、第1の刺客である「白銀の人形使い マリー」は、毎ターン1ダメージ分の魔法攻撃を行ってきます。


敵カードは全部で5枚で、5連勝すればプレイヤーの勝利。敵を倒す度に攻撃力・ボルテージ・防御力・手札は元に戻りますが、体力はそのまま。そのため、5人の敵を連続して倒すのはかなり難しいものがあります。さらに、「Lunatic」「Ultimate」という強力な敵カードも用意されているので、腕に覚えがある人はぜひチャレンジしてみてください。


Blade RondはAmazonで、税込2970円で購入可能です。

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in レビュー,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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