レビュー

美少女になった剣と魔法を駆使して戦うソロプレイも可能な対戦型カードゲーム「Blade Rondo Lost Dream」レビュー


剣と魔法のゴシックファンタジーの世界で戦うカードゲーム「Blade Rondo」シリーズの5作目となる「Blado Rondo Lost Dream」が、2020年5月14日に登場しました。「拡張版」という位置付けですが、単体でも十分遊べるとのことで、2人だけではなく1人でも遊べる対戦カードゲームの完結編を実際にプレイしてみました。

Blade Rondo Lost Dream | Domina Games
https://www.dominagames.com/lostdream


Blade Rondo Lost Dreamのパッケージはこんな感じ。


プレイ人数は1~2人、プレイ時間は10~20分、対象年齢は8歳以上を想定。


内容は説明書とプレイヤーボード2枚、緑・青・赤の10面ダイスが2つずつ、黄色で透明なライフトークンが2つ。


剣カードと呼吸法カード


ソロプレイに使うイデアカード、ソーディアカード、ヴェロニカの配下カード、ヴェロニカカード。


なお、Blade Rondo Lost Dreamの初版では、過去シリーズに収録されていたもので、内容が更新された修正カードもあらためて収録されています。


◆2人で遊んでみた
基本的なルールはBlade Rondoシリーズ共通で、以下の記事で詳しく解説されています。

7本の剣で美少女と戦う1人プレイ可能な本格対戦カードゲーム「Blade Rondo」レビュー - GIGAZINE


最初にプレイヤーボードのATTACK(攻撃力)・VOLTAGE(ボルテージ)・DEFENCE(防御力)にそれぞれの色に対応したサイコロを、ライフポイントの「15」のマスに黄色いライフストーンを配置します。


そして、プレイヤーボードの手前に「加熱法」「加護法」の呼吸法カード2種類を置きます。


40枚の剣カードをシャッフルし、各プレイヤーに15枚ずつ配ります。各プレイヤーは15枚の中から手札とする7枚を選びます。余ったカードはゲーム中では使わないので、非公開のままで別の場所に置いておきます。


手番は「ターン開始フェイズ」「行動フェイズ」「ターン終了フェイズ」の順番で行います。ターン開始フェイズでは、緑色のサイコロを動かして、ボルテージを1あげます。


そして、「行動フェイズ」では、合計コストが自分のボルテージを超えない範囲でカードを使用することができます。例えば1ターン目だとボルテージは1で、コスト1の「加熱法」をプレイエリア(プレイヤーボード手前)に配置することで、攻撃力を1上げることができます。攻撃力は物理攻撃のダメージに影響するので、ターンごとに着実に上げることが重要。


加護法は「支払ったコスト分がそのまま防御力になる」というカード。例えばボルテージが5まで上がった状態で、すべてのコストを加護法に使えば……


自分の防御力が5になります。防御力は相手からの物理攻撃によるダメージを減らしてくれます。


行動フェイズでは2種類の呼吸法カードだけではなく、手札の剣カードを使うことができます。Blade Rondoシリーズの剣カードは物理攻撃か魔法攻撃かのどちらかを使うものがほとんどですが、今回の「Blade Rondo Lost Dream」は物理攻撃を繰り出す剣カードがほとんどとなっています。

例えば、先攻プレイヤーが繰り出した「片腹打ちの杭」は、「カードを捨て札にすることで相手の手札を1枚選んで捨てさせる」という追加効果をもつ物理攻撃のカード。Blade Rondoでは手札を新しく補充することができないので、相手の手札を減らすという効果はかなり強力。


「怒涛槍」は、物理攻撃に加えて相手に2ダメージを与えるというカード。物理攻撃によるダメージは相手の防御力で減らされてしまいますが、怒涛槍は攻撃が通りさえすれば追加で確実に2ダメージを与えられるカードとなっています。


返す刀で先攻が繰り出した「ぶっつけ鉈」は物理攻撃を繰り出すと同時に「次のターンの相手の行動に必要なコストを1減らす」という効果を発動。


それを受けて後攻が出したのは、「湧き出づるフーガ」は物理攻撃を受け続けて減ったライフを2回復できるカード。さらに、「自分が相手に4以上のダメージを与えた場合、捨て札にする代わりにライフが3回復する」という効果を「付与」します。効果を付与するカードはセットエリア(プレイヤーボード左横)に配置します。


次ターンに後攻は、コストを2追加して支払うことで、通常の物理攻撃に追加して4ダメージの魔法攻撃を繰り出せる「羽ばたきの刃」を場に出します。追加効果の代償で、自分も4ダメージ受けてしまいますが、前ターンに出した「湧き出づるフーガ」の効果でライフを3回復するので、4-3=1のダメージしか減りません。


しかし、先攻は「縛鎖豪腕」を発動。物理攻撃のダメージが3増加するというカードで、相手に大ダメージを与えます。


さらに、次のターンで先攻プレイヤーは「刻み記すラメント」を召喚してセットエリアに設置。この効果は「ターン開始時に自分のライフが相手よりも多いなら勝利する」というもの。


ライフを削られたくない後攻は縛鎖豪腕の攻撃を受けた瞬間、前のターンで伏せていたレスポンスカード「干渉拒絶のジェイド」を発動し、ダメージを軽減しました。レスポンスカードは伏せて置くことで、相手からの攻撃に反応して発動するカードです。


しかし、相手の猛攻が厳しいと判断したのか、後攻プレイヤーは加護法を使って防御力を7まで一気に上げる作戦に。


さらに次のターンで、「物理攻撃か、魔法攻撃か、ライフ2回復を選べる」という「虹の彼方へ」を発動。ライフを回復しつつ、魔法攻撃で先攻プレイヤーのライフを削りに行きます。しかし、開いたライフ差を埋めることができず、「刻み記すラメント」の効果で先攻プレイヤーの勝利が確定してしまいました。


◆1人で遊んでみた
1人プレイは「カードに書かれている行動を相手にバトルする」というもので、これまでのBlade Rondoシリーズのソロプレイモードとほとんど同じ。ただし、進め方がやや異なり、「序戦」を2ゲーム、「決戦」を2ゲームこなすことでプレイヤーの勝敗を決めます。


「序戦」では、5枚あるイデアカードから1枚を引き、これを相手に戦います。


このナタリーは3ターン目から動き出すカードで、毎ターン「物理攻撃」「魔法攻撃2」「ライフ2回復」を行うというかなりの強敵。さらに「奇数回目の攻撃はすべて無効化」という、少し変わったレスポンス効果も発動します。


イデアカードを倒すと、ソーディアカードをゲットできます。ソーディアは、Blade Rondoのストーリーにも登場したマリアとソーニャの2枚。序戦に勝つごとに1枚入手可能で、2枚そろうと序戦は終了。マリアとソーニャは、条件を満たせば毎ターン開始時に自動で攻撃を行ってくれ、ライフが尽きた時には身代わりになってくれるという頼もしい仲間。


そして決戦になりプレイヤーと、マリアとソーニャで立ち向かうのが、「終章のヴェロニカ」です。終章のヴェロニカは1ターン目・3ターン目・5ターン目で配下を召喚します。


召喚される配下は、ヴェロニカの開始フェイズごとに効果を発動し、自動で攻撃を繰り出すため、綿密な作戦をしっかり練った上で挑まなければ、あっという間にやられてしまいます。


なお、決戦で一度勝っても、ヴェロニカはさらに「終幕のヴェロニカ」として立ち向かってきます。ヴェロニカを完全に倒すとどんなエンディングを迎えられるのかはぜひ自分でプレイして確認してみてください。


Blade Rondo Lost Dreamは物理攻撃のカードがメインとなっている構成で、防御力を無視できる魔法攻撃ができるカードがかなり少なく、攻撃と防御の両方をしっかり考えながらのプレイが求められる印象。もちろん従来のシリーズのカードを混ぜることで、さらにゲームの幅は広がります。2人プレイだと9ターンまでに決着がつく印象で、長くても1ゲーム20分くらいでサクサクと進みました。

ソロプレイモードはかなりの難度で、3回プレイしましたが、序戦はクリアできものの、やはりヴェロニカとの決戦を乗り越えることはできませんでした。ソロプレイは相手の処理も自分で行う必要があるのでかなり忙しくなる印象ですが、「次のターンにヴェロニカと配下がこのように攻撃してくるから、このターンでこう対策すれば……」と詰め将棋のような楽しみ方ができます。


Blade Rondo Lost Dreamは税込2970円で、Amazon.co.jpで購入可能です

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in レビュー,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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