スマホで撮った顔を3DモデルにはめこんでAR空間で動かせる「Highavenue」を使ってみた
撮影した顔をスキャンし、対象によく似た3Dモデルを作り出すアプリが「Highavenue」です。作成した3Dモデルに色んな動きを取らせることができ、さらに拡張現実(AR)で好きな場所に配置できるとのことで、どんなものなのか実際に使ってみました。
highavenue
https://highavenue.co/
Highavenue - Augmented Reality on the App Store
https://apps.apple.com/us/app/highavenue/id1470937706
Highavenue - Augmented Reality Platform - Google Play のアプリ
https://play.google.com/store/apps/details?id=com.highavenuear.android
Highavenueで作成した3Dモデルを動かしてみたムービーはこんな感じ。モデルには「神曲」などで知られる詩人、ダンテの顔を使用しています。
撮影した顔を3Dモデル化しARで映し出せるアプリ「Highavenue」でモデルを動かしてみた - YouTube
HighavenueはiOS版とAndroid版が提供されています。今回はAndroid版を使用するので、まずはAndroid端末でHighavenueの配布ページにアクセスし、「インストール」をタップ。
インストールが完了したら「開く」をタップします。
Highavenueが起動すると、まずはユーザー登録を求められます。登録手段として電話番号、Googleアカウント、メールアドレスの3つが選択できますが、今回はメールアドレスを使用するため「Email」をタップ。
メールアドレスを入力し、「Receive OTP」をタップすると、認証コードが入力したアドレス宛に送られてきます。
送られてきた認証コードを入力し、「Submit」をタップ。
続いて名前を入力し、「Submit」をタップするとユーザー登録完了です。
画面が移行すると、別のユーザーが作成し投稿した少年の3Dモデルが踊っている様子が映し出されました。まずは自分で3Dモデルを作成するため、画面下部中央のボタンをタップします。
写真と動画の撮影の許可を求められるので、許可する場合「アプリの使用時のみ」または「今回のみ」をタップ。
続いて音声の録音の許可を求められるので、同様に処理します。
スマートフォンのカメラに写った映像がそのまま映し出されるようになりました。画面下部の「Build My Character」をタップします。
男性か女性、どちらのモデルを作成するかを選択します。
「Generate your body」を選択すると、全身を撮影した後に対象の体形に合ったモデルを作成してくれるのですが、再現度はあまり高くなく、服装も規定のものに変えられてしまうため、特にこだわりが無ければ既に用意されてある5つのモデルから体形を選ぶ「Choose from default types」を選んでOKです。
まずは顔写真を撮影します。右下にはストップウォッチマークはタイマー、その下は内カメラと外カメラを切り替えるボタンが配置されています。「Capture」をタップすると撮影を行います。
今回は顔写真として、「This person does not exist」で取得したこの世に存在しない人物の写真を使用します。
撮影が完了するとこの画面に。最初からやり直す場合「Start Over」、この写真でよければ「Upload&build」をタップします。
アップロードと写真の処理におよそ2分かかった後、作成された3Dモデルはこんな感じ。これでよければ「Comfirm」をタップします。
フィードバックの送信を求められるので、各項目を選択して「Submit」をタップ。
作成した3Dモデルをセキュリティで保護されたデータベースにアップロードするとのことなので、「Comfirm」をタップします。
処理が完了すると再びこの画面に。モデルに取らせたい動きを選ぶため、右下の「Assets」をタップします。
使用したいアセットを選択します。
次にモデルを設置したい場所をタップすると、このように3Dモデルが設置されました。
3Dモデルはアセットに沿った動きをしてくれます。
実際に動かしてみたのが以下のムービーです。
撮影した顔を3Dモデル化しARで映し出せるアプリ「Highavenue」でモデルを動かしてみた - YouTube
画面下部のオレンジのボタンをタップすると、モデルの動きを最大10秒間録画できます。
録画したものはmp4ファイルとして保存され、端末への保存やSNSなどでのシェアが可能です。
他にもスマホを持って歩く動きや、マイクを前に躍るといった31種類のアセットが用意されていました。
顔の再現度はあまり高くないものの、用意されたモデルの動きは奇っ怪なものが多く、いろいろな動きを楽しめそうなアプリでした。
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