レビュー

PlayStation 5でバイオハザード ヴィレッジの無料体験版「メイデン」が公開されたので早速プレイしてみた


カプコンの人気ホラーゲーム「バイオハザード」シリーズで、本編8作目に当たる「バイオハザード ヴィレッジ」が2021年5月8日にリリースされます。そのバイオハザード ヴィレッジのビジュアルを一足先に体験できる無料体験版「メイデン」が2021年1月22日に配信開始しました。4K解像度・最大120fpsのゲームプレイが可能なPlayStation 5初となるバイオハザードシリーズはどんなものなのかを味わうべく、実際にメイデンをプレイしてみました。なお、ゲーム内容のネタバレを含むので、何も知らない状態でプレイしたいと考えている人は注意してください。

バイオハザード ヴィレッジ PlayStation®5用 無料体験版『メイデン』が好評配信中! | CAPCOM
https://www.capcom.co.jp/biohazard/village/topics/maiden/

メイデンをプレイする前に、初回設定を行う必要があります。音声言語、表示言語、字幕表示、スピーカータイプを選択したら×ボタンを押して決定。


HDR対応モニターの場合、HDR設定でプレイするかどうかを尋ねられます。今回は「はい」を選択。


モニターを見ながらHDRの輝度を調整。


規約文を右アナログスティックで最後までスクロールしたら、「はい」を選択して同意します。


「メイデン」のプレイデータが送信されるとのことで、「閉じる」を選択。


「START GAME」を選んで、ゲームをスタート。


ぼんやりとした視界に浮かび上がる「MAIDEN」のタイトルロゴ


プレイヤーはどうやら地下の牢獄に捕らえられている模様。メイデンの目的は、この牢獄から脱出すること。


不衛生な監房を見回していると、何かのアイテムを発見。×ボタンを押して調べると……


誰かからのメモでした。どうやら逃亡のためのアドバイスを書いてくれているようです。


「這いつくばっても、手だてを探すのよ」というメッセージにしたがい、右スティック押し込みでしゃがみながらうろうろすると……


何やら怪しい穴を発見。穴をくぐりぬけると、そこは隣の牢獄でした。PlayStation 5ならではの高画質と、HDRによる暗さの表現がすさまじく、ぐるぐると見回しても何があるのか分からず、文字通り「暗中模索」の状態です。


実際に牢獄をうろうろするところは、以下のムービーで見ることができます。

バイオハザード ビレッジの無料体験版「メイデン」で牢獄をうろうろするところ - YouTube


牢獄の扉を開けて廊下に出ると、古びた拷問器具がところどころに置かれています。


しかも、拷問する相手に針を突き刺して多量に出血させるものばかり。


別の牢獄の壁には「Help me brother(助けて兄さん)」と血で書かれた文字が。


その傍らには女性の死体。


また、ずた袋に包まれた「何か」もゴロゴロと転がっています。


廊下を奥まで進むと扉がありましたが、開く気配もありません。どうしたものか、と思うと、突然背後からドサリと何かが落ちるような音。


戻ってみると、血文字の傍らにあった女性の死体が倒れていて、その背中にチェーンカッターが刺さっていました。


これで、牢獄の扉に巻き付けられている鎖が切れるようになりました。


新しく進めるようになった牢獄に並んでいたのは拷問器具と……


血液でいっぱいになった桶でした。


「希望はいつだって、たくさんの血にあふれてる」というメモ書きを思い出し、思い切って桶を調べてみると、キーピッカーを発見。


「これで前に進める」と思い廊下の奥に向かうと、壁をドン!ドン!とたたかれ、何者かが暴れるような音が聞こえます。


これはやばいぞ!とめちゃくちゃ慌てながら、扉の横にある箱をキーピッカーで開けて、扉の鍵を解除。


扉の先に進むと、古代の戦争をモチーフにした彫刻が灯火で映し出されていました。


さらに進むと、暗い部屋の中にテーブルとロウソク。完全に真っ暗な地下の空間の中に、ロウソクの光に照らし出されたテーブルや食器だけがぼわっと浮かび上がります。


明らかに腐った食事はバイオハザードシリーズでもおなじみ


暗い廊下を進むと「コポコポ……」と何かがこぼれて流れるような音が聞こえました。その方向を見ると、ワインの貯蔵庫らしき場所を発見。ビンではなく樽で置かれているということは、ここはワインを自家醸造する城のような場所なのでしょうか?


途中には、とあるメイドの日記を発見。やはりここは城のようですが、粗相をしたからといって即ナイフで顔に切りつけるお嬢様は明らかに異常であり、労働環境は極めて劣悪。


謎解きをしながら進めていくと、暗闇でかなり見づらいですが、はしごを発見。


はしごを昇ると、立派な内装の洋室に到達。


実際に城の中をうろうろするところを、以下のムービーで見られます。

バイオハザード ビレッジの無料体験版「メイデン」で城の中をうろうろするところ - YouTube


城の照明はすべてロウソクなので、地下と同じように薄暗くなっています。PlayStation 5の性能で表現されるこの「暗さ」がしっかりと恐怖につながるので、かなり慎重に城の中を探索せざるを得ません。


廊下をうろうろしていると、開けて明るい場所を発見。どうやら歩いていたのは2Fの廊下のようです。1Fのロビーには巨大なシャンデリアや温かそうな暖炉があります。


階段で1Fに下りて暖炉に近づくと、燃えていたのは自分と同じ服。その奥に積み重なっている燃えかすは、果たして薪をくべた跡なのでしょうか……?


また、サイドテーブルの上にはティーカップを発見。ティーカップには真っ赤なルージュがついており、この城に住んでいる高貴な身分の女性が使ったようです。


そのティーカップの中にこびり付いているのは、明らかに血液。


ロビーにつながる小部屋には窓。外を見ると雪が積もっており、風が割れた窓を吹き抜ける音だけが響きます。


また、この小部屋には外につながるドアがありました。このドアを開ければ外に出られる……と思いきや、鍵が閉まっていました。この扉の鍵を見つけなければ脱出することはできなさそう。


さらに、小部屋にある食卓に置かれたワイングラスの中をのぞいてみると……


こびり付いた血と共に、指輪を発見。


指輪を調べると、まるで瞳のような「緋色石」をゲット。


この緋色石はきっとどこかに使えるだろう、と城の中をうろうろしていると、片目から血を流している女性の像を発見。はめてみると、やはり鍵が外れ、扉が開きました。


扉の先にはワインセラーがありました。


この城は「ドミトレスク城」と呼ばれ、「独自の工夫」を施した自家醸造のワインは非常に人気だとのこと。果たしてどんな工夫を行っているのでしょうか……?


そして、城をさらに探索した結果、中庭に通じる鍵を発見。これで果たして脱出できるのかどうか、気になる人はぜひ自分でプレイして確かめてみてください。


バイオハザード ヴィレッジはPlayStation 5とPlayStation 4、Xbox Series X、Xbox One、Steamでリリースされています。

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in レビュー,   動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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