取材

バイオハザード新作の「プロジェクト レジスタンス」はゾンビを操る実験管理者VS脱出者の非対称オンライン対戦ゲーム


カプコンの「バイオハザード」シリーズ初の非対称オンライン対戦ゲームとなることが発表された「PROJECT RESISTANCE(プロジェクト レジスタンス)」が、2019年9月12日から15日まで開催されている東京ゲームショウ2019で体験できます。「謎を解きながら、ゾンビやクリーチャーがうろつく街や施設からの脱出を目指す」というバイオハザードシリーズが非対称オンライン対戦になったらどんな感じなのか、実際にカプコンブースでのぞいてきました。

「プロジェクト レジスタンス」 | CAPCOM
https://www.project-resistance.com/ja/

第7ホールにあるカプコンブースの「プロジェクト レジスタンス」コーナーはこんな感じ。


中に入ったところが以下。コーナーの中にはA・B・Cと3つのブースがあり、それぞれのブースの外にはモニターが1台、ブースの中にはそれぞれモニターが4台設置されています。


「プロジェクト レジスタンス」は人体実験施設からの脱出を試みる「サバイバー」4人と人体実験施設を管理する「マスターマインド」が戦うという内容で、「バイオハザード」シリーズで初の非対称オンライン対戦ゲーム。ブース外のモニターは、実験管理者である「マスターマインド」側のプレイヤーのものです。モニター下部を見ると、ゾンビやクリーチャーが表示されています。


マスターマインドはゾンビやクリーチャーをけしかけるだけではなく、施設の地図を見ながら、トラップやギミックをチェックし、サバイバーの脱出を妨げます。


以下はマスターマインドがゾンビをサバイバー側にけしかけている様子。


「引っかき」「噛みつき」などゾンビに指示を出すことができます。


一方、ブース内でプレイするサバイバーは、実験施設から脱出するために協力しながら歩みを進めていきます。脱出するためにはアイテムが必要であり、サバイバーはスキルを利用しながら協力することが求められます。


逃げるだけではなく、銃やバットなどの武器を使うこともあります。以下の場面は、サバイバーの1人がゾンビ犬のケルベロスに襲われているところ。


そこで、ケルベロスをハンドガンで撃ち、救出。自分に襲いかかるゾンビを倒すだけではなく、仲間に襲いかかるゾンビも倒さなければいけません。自分が今どんな状況にあるのか、そして仲間がどんな状況にあるのかを常に把握し、情報を交換するのが脱出するためには重要というわけ。


施設にあるカメラはマスターマインドがサバイバーを監視するためのものですが、銃で壊すこともできます。


4人で脱出成功。脱出には制限時間があるため、施設をのんびりと探索することはできません。サバイバー1人が命を落としてしまっても脱出は可能ですが、残り時間が大きく削られてしまうため、瀕死(ひんし)になった仲間は優先的に蘇生する必要があります。


バイオハザードの協力型オンラインマルチプレイといえば、PlayStation 2でリリースされた「バイオハザード アウトブレイク」があります。しかし、「プロジェクト レジスタンス」はサバイバーの協力だけではなく、マスターマインドによる妨害もゲームの大きな魅力の1つであり、非対称型対戦という新しい形でバイオハザードの世界を楽しむことができます。

以下の「プロジェクト レジスタンス」のプロモーション映像を見ると、どういうゲームなのかがムービーでよくわかります。

「PROJECT RESISTANCE」プロモーション映像 - YouTube



以下のムービーでは。東京ゲームショウ2019のステージで行われたデモプレイを見ることができます。

【TGS2019】『PROJECT RESISTANCE』スペシャルステージ - YouTube


また、「プロジェクト レジスタンス」のクローズドベータテストが2019年10月4日(金)16時から10月7日(月)16時までPlayStation 4とXbox Oneで開催されることも発表されています。気になる人はぜひ応募してみてください。



なお、「プロジェクト レジスタンス」コーナーの片隅には、不気味な血の手形がついたガラスケースが置かれていました。


時間になると、ガラスケースの中に何かが登場するとのこと。実際にガラスケースを見守ったところが以下のムービー。

東京ゲームショウ2019のカプコン「プロジェクト レジスタンス」ブースにあるガラスケースの正体とは……? - YouTube


ケーブルにつながれた実験体が観客に牙をむきます。しかし、ガラスケースを取り囲む人は「あのゾンビ、めっちゃ鍛えてるよね」「体についた傷を見て!あと筋肉がすごい」「ずっと見たい筋肉をしている」と、主に実験隊の発達した身体に感心するコメントを口にしていました。


さらに「プロジェクト レジスタンス」コーナーの隣には、トイガンメーカーの東京マルイとのコラボレーションでシューティングレンジが設けられていました。


BB弾から目を保護するため、中に入る際にはゴーグルの着用が義務づけられています。


シューティングレンジはこんな感じ。銃を片手に目の前のモニターに向かって射撃します。


モニターに映った目標は、弾が当たるとガシャンと音を立てて割れます。スタッフによるサポートもあるので、トイガンを触ったことがない人でも安心して射撃ができます。

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in 取材,   動画,   ゲーム, Posted by log1i_yk

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