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iPhone 12シリーズの販売が好調であることが明らかに、一方でiPhone 12 miniはAppleにとっての失望に


消費者市場調査のConsumer Intelligence Research Partners(CIRP)が、2020年に発売されたiPhone 12シリーズに関する販売レポートを公開しました。CIRPの公開したデータによると、iPhone 12シリーズの売れ行きは好調で、2020年10月から11月にかけての期間に新しく販売されたiPhoneの76%をiPhone 12シリーズが占めていたことが明らかになっています。

iPhone 12 mini sales likely 'disappointed' Apple - 9to5Mac
https://9to5mac.com/2021/01/05/iphone-12-mini-sales-disappointed/

iPhone 12iPhone 12 Proは2020年10月23日に、iPhone 12 Pro MaxiPhone 12 miniは2020年11月13日に発売されました。そんなiPhone 12シリーズの2020年10月から11月にかけてのiPhone全体における販売シェアは、なんと76%に達しています。内訳はiPhone 12が全体の27%、iPhone 12 ProとiPhone 12 Pro Maxがどちらも約20%、iPhone 12 miniが6%です。2019年の9月に発売されたiPhone 11シリーズの場合、発売初月のiPhone全体における販売シェアは69%でした。なお、CIRPの販売データはアメリカ国内のものとなります。


iPhone 12シリーズは新型コロナウイルスの影響で発売が遅れたため、前年のiPhone 11シリーズと販売シェアを比較することは難しいところ。それでも発売月のデータだけを見れば、iPhone 11よりもiPhone 12の方が素晴らしいスタートを切ったことがわかります。

気になるのはわずか6%のシェアしか獲得できていないiPhone 12 mini。初代iPhone SEのようなコンパクトなiPhoneが長らく求められていると言われてきましたが、実際のところiPhone 12 miniはほかのどのシリーズよりも圧倒的に低い販売数をたたき出したことになります。iPhone 12 miniの低調な販売数について、アナリストのマイク・レビン氏は「iPhone 12 miniの価格がiPhone XRやiPhone 11よりも高額であったため」と推測しています。


なお、2020年12月にも日経新聞がサプライチェーンからの証言として「iPhone 12 miniの販売が低迷している」と報じていました。

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in モバイル,   ハードウェア, Posted by logu_ii

You can read the machine translated English article The iPhone 12 series is clearly selling ….