扉を傷つけずに上着やカバン用のラックにできて収納力をアップな「like-itドアフック」を使ってみた
賃貸だと「壁や扉を傷つけてはいけない」という制限があるので収納スペースの確保に苦労することがあります。できるだけ床を占領せずに収納スペースを確保する方法はないかと探していたところ、扉をラック化させて上着やカバンをかけられるようにする「like-itドアフック」を発見したので、実際に購入して使い勝手を確かめてみました。
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これが到着したlike-itのドアフック。
裏面には、使用可能なドアサイズが厚み25mm~40mm、高さ2400mmまでであることが示されています。ドアの上下に2mm以上の空間が必要ですが、それら条件を満たせばクローゼット・玄関口など、場所を都合わずに使えるようです。
箱の中にはベルトと取り付け金具が入っていました。
ベルトはゴムで固定されていたので、ほどいてみます。1つのベルトにつき、樹脂フックが6個ついています。
フックはロックを固定しないままだとベルトの上を滑っていきますが……
こんな感じでロックを固定すると動きにくくなります。
like-itのドアフックは付属の取り付け金具を使うと扉に傷をつけずに取り付け可能なのがポイント。取り付け金具は幅30mmのものが2個、幅40mmのものが2個入っており、扉の厚みに応じて使い分けます。
ということで、実際に取り付けてみます。上着やカバンなど、外出時に身に付けていたものはできるだけ玄関より先に持ち込まないようにしているのですが、そうすると靴箱の前に荷物がたまり、玄関を占領するとともに靴箱の扉を開けにくくしていました。
では取り付け作業に。まず、ベルトの先に赤いベルトストッパーを通します。
取り付け金具には長方形の穴が2つ開いているので、上の穴に下からベルトを通し……
折り返して下の穴にも通します。
最後にベルトストッパーでベルトを重ねればOK。
これを靴箱の扉の上部にひっかけます。
そして樹脂フックの位置が等間隔になるように調整します。
ベルトよりも扉の高さが高かったため、床ではかなりベルトが余っていました。
こっちのベルトの先端にも、先ほどと同様に金具を取り付けます。
扉の下部に金具をかけてみると、かなりベルトが余ったので……
不要な分はカットしまってOK。これで取り付けは完了。難しい作業は特にないので、5分ほどでサクサク取り付けが完了します。
実際にカバンをかけてみても、樹脂フックがずれることはなし。
1kgほどある荷物の入ったカバンをかけることもできました。
横から見るとこんな感じ。カバンを引っかけることでフックが少し前に倒れていますが、しっかりカバンをホールドしてくれていました。
さらに、重さ1kgのPCをカバンに入れてみます。
手を離すと……
さすがにズルッとずれてしまいました。フック1個あたりの耐荷重は1.5kgで、あまり重すぎるカバンはかけることができないので注意。
靴箱の前に置かれていた荷物をlike-itのドアフックにかけ直すとこんな感じ。床に物を置かないようになったことで玄関スペースが広くなり、また「荷物が邪魔で靴箱を開けにくい……」と悲しい気持ちになることもナシ。また上着をかけたハンガーを1つのフックに集中させると取り出しにくいという欠点がありますが、like-itのドアフックだと何がどこにあるのかが一発でわかるので、さっと上着も取り出せます。扉の開閉時に荷物が落ちることもありませんでした。
なお、like-itのドアフックはAmazonで1個1080円で購入可能です。
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