試食

「香りを凍らせる」製法で香りとコクを引き出した「ネスカフェ 香味焙煎 豊香/柔香」試飲レビュー


ネスレのレギュラーソリュブルコーヒー「ネスカフェ 香味焙煎」が一新され、「香味焙煎 豊香(ゆたか)」「香味焙煎 柔香(やわらか)」の2種が2020年9月1日(火)に登場します。ネスカフェ独自の「香味真空氷結製法」で焙煎したての香りが楽しめるとのことで、一足先に飲んで確かめてみました。

凍らせた”香り”をまるごと閉じ込める、「ネスカフェ」独自の製法で登場「ネスカフェ香味焙煎豊香/柔香」9月1日(火)新発売
(PDFファイル)https://www.nestle.co.jp/sites/g/files/pydnoa331/files/2020-07/20200701_nescafe.pdf


鮮やかな青いラベルの「香味焙煎 豊香」と、あさぎ色のラベルの「香味焙煎 柔ら香」のパッケージは、AIの好感度評価によって選ばれたとのこと。


「豊香」は「濃厚でいて、豊満な香り」「深みを重ねたコク、透明感に満ちた後味」が特徴だとアピールされています。


粉の状態で香ってみると、ビターチョコレートのような深い香りで、どこか甘さも感じられます。香味焙煎では、豆を焙煎する「アロマティックロースト」に加えて、焙煎した豆を真空・超低温下で瞬時に凍らせることで香りを逃がさない「香味真空氷結製法」を使っているそうです。


約2グラム(スプーン1~2杯)をカップに入れて……


140mlのお湯を注ぎます。


お湯に溶かして飲んでみると、粉の時よりも香りが薄らいだ印象ですが、上品な香りが感じられます。苦味・酸味・渋みはそれぞれ突出しておらず、全体的にバランスがとれてまろやかな味わい。後味としてコーヒー特有の苦味と渋みが残り、余韻は長く続きます。試飲した編集部員からは「まろやかで味のバランスがいいので、牛乳とよく合いそう」「普段飲んでいるコーヒーよりも苦味や酸味がやわらかで飲みやすい」という意見もありました。


「柔香」は「澄みわたる、柔らかな香り」「まろやかな酸味、すっきりとした後味」が特徴。


「柔香」は、少しカカオのような深く甘い香りだった「豊香」と違って、本格的なコーヒーの香りが立っています。


「柔香」の粉は、見た目には「豊香」とほとんど違いがありません。


「柔香」を飲んでみると、ローストした豆の炭焼きのような香りが感じられます。「豊香」と違って酸味がやや強め。渋みは少なく、後味はすっきりした苦味が余韻として残るので、温度が冷めても飲みやすく感じました。コーヒーとしての個性は「豊香」よりも強いので、より本格的なコーヒーの風味を楽しみたい人におすすめといえます。


ネスカフェ 香味焙煎 豊香/柔香は2020年9月1日(火)から購入可能ですが、ネスレ通販オンラインショップでは2020年8月1日から先行販売されています。希望小売価格は豊香・柔香のどちらも60gが税別749円、詰め替え用のエコ&システムパックが50gで税別623円です。

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in 試食, Posted by log1i_yk

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