ハードウェア

Amazonがフィットネス用リストバンド「Halo」を発表、アプリと連携して健康管理から対人関係のサポートまでこなせるアイテム


Amazonが2020年8月27日に、腕に装着して健康管理を行えるウェアラブルデバイスである「Halo」を発表しました。加速度計、温度センサー、心拍数モニター、マイクなどを備えたHaloは、スマートフォンアプリとの連携による身体面での健康管理だけでなく、AIを活用した音声分析によるコミュニケーションのサポートまで行えるとのことです。

Introducing Amazon Halo and Amazon Halo Band—A New Service that Helps Customers Improve Their Health and Wellness | Amazon.com, Inc. - Press Room
https://press.aboutamazon.com/news-releases/news-release-details/introducing-amazon-halo-and-amazon-halo-band-new-service-helps

これが、Amazonが新しく発表した「Halo」です。腕に装着するバンド部分は青、ピンク、黒の3色が選べます。


また、6色の布製バンドや9色のスポーツバンドも別売りされるとのこと。


本体は装着したまま水泳ができる程度の耐水性があります。


バッテリーは最長7日間持たせることが可能で、充電は付属のクリップ式充電器を使用して行います。


本体部分には各種センサーが内蔵され、装着者のデータを収集します。


Halo本体が収集したデータは、アプリを通じてスマートフォンで見ることができます。


Haloの主な機能は、大きく分けて「アクティビティ」「睡眠」「ボティ」「トーン」「ラボ」の5つです。「アクティビティ」では、歩数や運動強度、運動時間に応じて最大150ポイントまでのポイントが付与され、1週間ごとの運動状況が評価されます。一方、睡眠時間以外で1時間以上動かない時間があるとポイントが差し引かれるため、スコアをこまめにチェックすることで運動不足なライフスタイルを改善させることができます。


「睡眠」では、睡眠時間や眠りの深さに基づいた睡眠サイクルなどから、健康的な生活リズムかどうかが100点満点で評価されます。


「ボディ」では、体の前後左右の写真を撮影することで……


自分の体の3Dモデルを作成します。


これにより、ディープニューラルネットワークを使って3Dモデルから推測した体脂肪率やその推移をチェックすることができます。


「トーン」では、Haloに内蔵されているマイクで装着者の音声を収集し、声色のポジティブさやエネルギーを測定したり、声が他の人にどう聞こえているかを分析したりできます。Amazonのスマートスピーカーなどに搭載されているAlexaは、音声がAmazonの従業員に聞かれているという問題が指摘されたことがありますが、Haloが収集した音声サンプルはスマートフォン内で処理され、クラウドに送信されることなく自動的に削除されるとのこと。また、本体についているボタンを長押しして、マイクをオフにすることもできます。


「ラボ」からは、健康に関するさまざまな情報を入手することが可能です。


Haloは、8月27日からアメリカで発売されており、アーリーアクセス版の価格は64.99ドル(約6900円)、通常価格は99.99ドル(約1万600円)です。また、上記の機能を利用するために必要なメンバーシップへの加入は、月額3.99ドル(約420円)ですが加入から6カ月間は無料とのことです。

Amazon Halo - Health & wellness band

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in ソフトウェア,   ハードウェア, Posted by log1l_ks

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