レビュー

無料でアカウント作成時に使える捨てメアドを自動生成して本来のメールアドレスを守る「Firefox Relay」レビュー


1つのメールアドレスで複数のウェブサービスに登録していると、どこかで個人情報が漏えいした時のリスクが高まります。しかし、利用するウェブサービスの分だけメールアドレスを用意するというのは非現実的。Mozillaの提供する「Firefox Relay」は、登録済みのメールアドレスをリンクさせた捨てメールアドレスをランダムで生成して管理してくれる機能で、無料で簡単にセキュリティを高めることが可能です。

Firefox Relay
https://relay.firefox.com/

Firefox Relayを利用するには、公式サイトにアクセスして「Sign In」をクリック。


Firefoxアカウントでログインします。なお、Firefoxアカウントを持っていない場合は自動的に登録画面に移行します。


ログインに成功すると以下の画面に遷移します。Firefox上でFirefox Relayを使うためには、登録するだけではなく専用の拡張機能をインストールする必要があります。「Get the add-on for Firefox」をクリック。


拡張機能の配布ページが表示されるので、「Firefoxへ追加」のボタンをクリック。


拡張機能を追加するための許可を求められるので「追加」をクリックします。


アドオン一覧にFirefox Relayのアイコンが表示され、追加を通知するポップアップが表示されます。「OK」をクリック。


試しにGIGAZINEのお問い合わせ欄で実際にFirefox Relayを使ってみます。お問い合わせ欄のメールアドレス入力欄上で右クリックし、コンテキストメニューから「Generate New Alias」を選択します。


すると、「(ランダム文字列)@relay.firefox.com」というメールアドレスが自動で生成されました。


また右クリック以外にも、メールアドレス入力欄に表示されるアイコンをクリックすると……


ポップアップが表示されるので、「Generate New Alias」をクリック。


同じように「(ランダム文字列)@relay.firefox.com」のメールアドレスが自動生成されました。


生成されたメールアドレスを使って問い合わせを送った場合、それに対する返信はFirefoxアカウントに登録したメールアドレスにそのまま転送されます。


また、ログインした状態でFirefox Relayのサイトにアクセスすると、生成したメールアドレスと使用したサイトのドメイン、メールの転送数などが表示されました。なお、エイリアスは最大5つまでとなっています


Firefox Relayは2020年5月に試験的に提供されたサービスで、当初は招待者のみに提供されていました。そして、2020年8月22日に誰でも利用できるようになりました。IT系ニュースメディアのghacks.netは、「将来的に、エイリアスをもっと増やせるような有料プランが登場する可能性もあります」と述べています。

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in レビュー,   ソフトウェア,   ネットサービス, Posted by log1i_yk

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