Twitterの画像を右クリックから一発でダウンロード可能な拡張機能「Twitter Image Downloader」レビュー

Twitterの画像をPCにダウンロードすると、ファイル名がランダムな英数字になっているので、きちんとリネームしておかないと後でどれがどれか分からなくなってしまいます。そんな時に、FirefoxとGoogle Chrome向けの拡張機能「Twitter Image Downloader」を使用すると、右クリックから簡単に画像をダウンロード可能で、投稿者名や連番付きで自動的にリネームしてくれるとのことなので、実際に使ってみました。

Twitter Image Downloader – Firefox (ja) 向け拡張機能を入手
https://addons.mozilla.org/ja/firefox/addon/twitter-image-downloader/

Twitter Image Downloader - Chrome ウェブストア
https://chrome.google.com/webstore/detail/twitter-image-downloader/ljfafhkjifmbnflpbpeoepeponlkodel

Twitter Image DownloaderはFirefox版とChrome版がありますが、今回はFirefoxに導入します。まずは、上記の配布ページにアクセスして、「Firefoxへ追加」をクリック。

すると、以下のように表示されるので、「追加」をクリックします。これで導入は完了です。

さっそく機能を試すため、新型コロナクラスター対策にあたる厚生労働省の専門家たちが開設したTwitterアカウント・@ClusterJapanが公開している新型コロナウイルス感染症の子ども向け教材のサムネイルを右クリックして、コンテキストメニュー最下部に加わった「download original image」をクリック。

すると、普通にファイルを保存するときに出てくるダイアログを経由することなく、自動的に画像ファイルが保存されました。保存場所はデフォルトだと「ダウンロード」フォルダー内の「TwitterImageDLer」フォルダー。ファイル名は今回の例だと「ClusterJapan-1253573761514668032-0.jpg」で、「ユーザー名-ツイートID-連番」の規則による自動命名でした。

次に、2番目の画像のサムネイルを右クリックして、同様に「download original image」をクリック。

ファイル名は「ClusterJapan-1253573761514668032-1.jpg」で、連番部分が「0」から「1」に増えたことがわかります。

ユーザー名やツイートID、連番で自動的にファイル名をリネームして保存してくれるので、どんどん画像をダウンロードしても、後になって「誰がどのツイートで投稿した画像だっけ？」と分からなくなったり、漫画や一連の写真の順番が前後してしまったりする心配はありません。

設定で画像のダウンロード時に保存先を指定するようにしたり、ファイル名の形式を変えたりすることもできます。設定を変更するには、右上の設定ボタンをクリックしてから「アドオン」をクリックします。

次に、Twitter Image Downloaderの「設定ボタン」をクリックしてから、「オプション」をクリックします。

以下のような画面が表示されるので、「Open "save as" window」にチェックを入れてから「Save」をクリックします。

すると、以下のように保存先を指定するウィンドウが表示されるので、画像ごとに保存先を変えたい場合などに便利です。

デフォルトの設定では、ダウンロードフォルダ内に作られた「TwitterImageDLer」というフォルダに「ユーザー名-ツイートID-連番」というファイル名で画像が保存されますが、これを変更することもできます。今回は試しに、「<userid>-」という部分を削って、代わりにフォルダ名である「TwitterImageDLer」を「Clusterjapan」に変更してから、「Save」をクリックしてみます。

設定を変更した結果、ダウンロードフォルダに「Clusterjapan」というフォルダが作られて、その中に「ツイートID-連番」でリネームされた画像が保存されました。