無料でビル・ゲイツやアーノルド・シュワルツネッガーなど有名人に好きな台詞をしゃべらせることができる「Vocodes」レビュー
「Vocodes」は、入力したテキストを有名人の声でウェブブラウザ上で読み上げさせることができるテキスト・トゥ・スピーチのウェブアプリです。エンジニアのBrandon Thomasさんが無償で公開しているので、実際にいろんな有名人に朗読してもらいました。
Vocodes. Vocal playground.
https://vo.codes/
実際にVocoderでビル・ゲイツ氏の声で朗読してもらったらどんな感じなのかは以下のムービーを見るとよくわかります。
Vocoderでビル・ゲイツ氏の声で朗読してもらうとこんな感じ - YouTube
Vocodesにアクセスするとこんな感じ。表示されたのは動物学者のデイビッド・アッテンボロー氏の顔写真です。
顔写真の真下にある入力欄に朗読してほしい文章を入力し、「Speak」をクリック。何度か試してみたところ、長い文章だとエラーを吐いてしまうことがあったため、今回は「You can not change the past. But however you can change future for the better.(過去を変えることはできない。しかしながら、未来をよりよい方へ変えることはできる)」という比較的短めの文章を用意しています。なお、対応しているのは英語のみです。
実際にアッテンボロー氏の声で読み上げてもらったところが以下。
Vocoderでデイビッド・アッテンボロー氏の声で朗読してもらうとこんな感じ - YouTube
音声が生成されると、アッテンボロー氏の声のスペクトログラムが表示されました。
人物を変更するには、顔写真の真上にあるプルダウンメニューをクリックして選択します。
次に選んだのは、「ハリー・ポッター」シリーズのスネイプ先生役や映画「ダイ・ハード」でテロリストのリーダーを演じ、2016年に惜しまれつつも亡くなった名優のアラン・リックマン氏です。
Vocoderでアラン・リックマン氏の声で朗読してもらうとこんな感じ - YouTube
他には、ビル・クリントン元大統領の声も選択できました。
Vocoderでビル・クリントン元大統領の声で朗読してもらうとこんな感じ - YouTube
人物によっては生成される声のクオリティが異なるようで、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOは「Poor Quality Voices(低品質の声)」となっていました。
実際にザッカーバーグCEOに朗読してもらうとこんな感じ。
Vocoderでマーク・ザッカーバーグ氏の声で朗読してもらうとこんな感じ - YouTube
「ひどいクオリティの声(作り直しが必要)」には、映画「ターミネーター」や「コマンドー」でおなじみのアクション俳優兼元カリフォルニア州知事のアーノルド・シュワルツネッガー氏の名前もありました。
実際に読んでもらったところが以下。目を閉じて聴いてみると、確かに字幕版の映画で何度も聞いた覚えのある声である気もしました。
Vocoderでアーノルド・シュワルツネッガー氏の声で朗読してもらうとこんな感じ - YouTube
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